なるちゃんの記録

私とうさぎの暮らし。

なるちゃんの脂肪腫手術 〜④術後ケア 2日目・3日目〜

前回の記事→③術後ケア 当日と1日目

脂肪腫手術編カテゴリ一覧

 

今回の手術、避妊手術と比較して回復が早かったのはとても嬉しいのですが、

その分さまざまな問題が出てきましたので、記録に残しておきます😂

 

 

 

◆術後2日目 3月5日

朝。

昨日通院の点滴がよく効いていたのか、うんちもたくさん出ていました!

 

へやんぽタイムはエリザベスカラーのつけ外しストレスを考慮し、

カラーをつけたままでへやんぽしていただきました。

 

この日、少し傷口の上の方1cmほどの皮膚がちょっとめくれているような気がして

瘡蓋の赤みが見えているのがとても気になりました。

 

ただ食欲は戻ったのかペレットも完食して、牧草もそこそこ食べ、

お水もドリンカーの高さを変えたのがよかったのかよく飲めていました!

 

カラーが邪魔でお顔ごしごしできない!とキレ気味でしたが、

カラーの布でごしごしすることを覚えたようです。

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ちょ・・・ちょっと可愛い・・。

 

本人はとても嫌がっていると思うけど・・・

カラーにマフが乗ってるのも

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ちょ・・・だいぶ可愛い・・・。

 

しかしここから新たな問題が発生。

 

◇セルフ抜糸を開始

カラーはこんな風に一部が短くなっているのですが、

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なんとなるちゃん、この短い部分を傷口の上に持ってくれば

ぐいっと顔を伸ばして傷口に届くと気づいてしまったのです。

 

謎の賢さで朝、傷口から糸を引っ張って1本

セルフ抜糸してしまいました!

 

傷口がぱかーっと開くようなことはなかったものの、

皮膚のめくれも心配だったので動物病院へ行くことに。

連日ごめんよ・・・でもなるちゃんが悪い!😂

 

幸い、私が気にしていた皮膚のめくれも再縫合の必要なし。

 

若干傷口が開いているものの、これくらいは可動部に近い箇所の術後ならよくあるので想定内とのこと。

ただ、このまま舐め続けたり気にし続けると開いてしまう可能性もあるらしいので、引き続きカラーを継続することに。

 

この日は痒み止めの軟膏を塗っていただいたのと、

お薬が飲めないなるちゃんのために抗生剤を注射していただき終了。

 

◇カラーの準備不足を反省

この日は特に注意深く観察していましたが、

セルフ抜糸をひたすら繰り返し傷口をいじるようになってしまいました💧

 

見つけるたびに長い部分が傷口の上にくるよう戻すものの、

その行動がさらになるちゃんのイライラを増してしまい繰り返すという悪循環。

 

問題は、カラーの短くなっている部分の

幅がもう数センチ足りなかったということでした。

 

また、カラーに中芯があればもう少しカバーできたかもしれません。

この部分は事前に想定できず準備できなかった私の責任です💧

前回の避妊手術では全く傷口をいじらなかったので、想定できなかった・・。

 

今更買っても抜糸の頃に届くことになるかと思いますが、

今後使う機会があるかもしれないので

中芯(ソフト)の入ったタイプのカラーも購入してみました。

 

plus-kb.com

私がよく拝見している獣医さんのYouTubeチャンネルでご紹介されていたカラーです。

 

◇カラー選びへの気づき

今回の問題を経て、カラーの留め具はマジックテープなどで調整できるタイプの方がいいと思われます!!(うちの子調べ)

 

特に神経質なうちの子は、最初はよくわからず付けさせてくれたものの、

だんだん「これが嫌なものだ」と気づくと

スナップをとめる作業すら嫌がってスムーズに装着できない問題がありました。

マジックテープでサッとつけられる方がお互いにストレスが少ないかもしれません。

 

また、今手元にあるものはスナップが2箇所ついているのですが、

1つ目で留めるとちょっと緩すぎてなるちゃんが自分の口を内側に入れて齧ってしまう、

2つ目で留めるとちょっと窮屈そうで指1本も入らないけどぴったり。

今の所2つ目で留めていますが、ゆとりはもう少しほしいかも!

事前に付けてみて調べておけばよかったー!と思いました😂

 

ちなみにエリザベスカラーは、うさぎさんだと指1本入るくらいのゆとりはあった方がいいそうです。

 

マジックテープの留められる部分が広くなっているような

ゆとりをもったカラーがいいかもしれませんね!

 

いずれにしても事前にベストなカラーを選択することは難しいため、

いくつか選択肢を持っておいた方がいいのも確かですね。

 

あと洗い替えは必須!!

私も2枚いただいて持っていたのでよかったです。

今朝は、夜のうちに盲腸フンを拾おうとしてカラーをドロドロにしていたなるちゃんがそこにいました😂

 

そんなこんなで、

術後2日目はとにかくセルフ抜糸との闘いでした。

 

私はなるちゃんにこの日の夜、言って聞かせました。

 

もうこれ以上やっちゃだめよ。

もうこれ以上やっちゃだめよ。

もうこれ以上やっちゃ・・だめよ・・・。

 

 

◆術後3日目 3月6日

昨日フラグを立てておいた通り、なるちゃんは傷口の半分

4~5本、完全にセルフ抜糸してしまいました。

 

カラーをつけると異様に嫌がるので

動物病院に電話してセルフ抜糸を報告したうえで

「いつからカラーを取ってあげても良いか」と相談したところ

1週間〜10日後の抜糸をするまで装着

という命令がくだりました。

 

なるちゃん、セルフ抜糸なんかするからやで・・・。

 

◇ペレットへの食いつき変化

ちなみに、元気は元気で牧草もよく食べているのですが、

朝のペレットをいつものように数時間で食べ切らず、

昨日も今日も、半日以上かけてペレットを食べていました。

完食はするんですけどね。時間がかかりすぎている気がする。

 

まぁこのあたりは、まとめ食いは肥満のもとになるから、

牧草をしっかり食べてペレットは小分けにして食べるように心がけて

自らダイエットしてるのかなと前向きに捉えることにしました。

 

気にしても仕方ないですからね。完食してるならよし!😂

 

◇毛毟り行為

また、傷口の周りを剃毛していただいているのですが、

剃毛されていない箇所まで自ら毛を毟り始めていました。

 

ストレスかかるよね。カラー初めての経験だもんねぇ。

 

でもかいぬしは、以前になるちゃんが半身ハゲ事件を起こした経験があるので、

もう毛を毟ることに対しては動じない。

毛はすぐ生えるから。

 

すでに剃毛された箇所も少しずつ産毛のようなうっすらとした毛が生え始めているので、

ハゲても1ヶ月あればすぐ生えると知っている。(うちの子調べ)

 

◇カラーのつけ外しによるストレス

へやんぽの時は終始私がついて見ているので、

カラーを外せばゴロンもできて、とっても嬉しそう・・・。

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しかし再度つけようとすると猛烈に嫌がり、

ついには私が近づくだけで逃げるように・・・😭

 

そしてついに恐れていたことが。

14時頃、お水があまり飲めておらず、ペレットも殆ど残していることを確認。

 

傷口は心配なものの、食欲がない方が大問題のため、

賭けですが一度カラーを外して過ごしていただくことに。

 

日曜午後はかかりつけの獣医さんも休診のため相談は月曜日。

さて・・・どうなることやら・・・。

 

術後ケアは避妊手術以上に、まだまだ格闘の日々となりそうです。

⑤4日目・5日目は地獄を見た

なるちゃんの脂肪腫手術 〜③術後ケア 当日と1日目〜

前回の記事→②術前準備と手術日当日

脂肪腫手術編カテゴリ一覧

 

今回は脂肪腫摘出後の術後ケアについてです。

ひとまずなるちゃんは現在、無事に元気も食欲も取り戻しはじめました!

 

 

 

◆術後当日 3月3日

17時にお迎え。

ドキドキしていましたが、以前の避妊手術のときよりもすでにキャリーの中でバタバタ動いていたり、比較的元気な印象でした!

 

おかえり!頑張ったね!

いっぱい褒めました。

 

帰宅後は生牧草を少しと、旬牧草を少しずつ食べてくれ、

お水は積極的に飲んでくれていました。いいぞいいぞ!

 

先生からも、麻酔から覚めたあとすぐに動き始めていたとのこと。

避妊手術のときは3日ほど動かず食べずでしたが、

  • 避妊手術 = お腹を開いて臓器を取る
  • 今回の脂肪腫手術 = 皮を開いて癒着していない脂肪腫の塊を取る

という違いから、比較的回復が早い傾向でした。

 

もちろん、腫瘍は腫瘍でも癒着していたり、状態や場所によっては状況が違うと思いますが、今回は術後から動きもしっかりあったのが幸いでした。

 

おうちに帰ってケージにいる間、

まだ麻酔でぼーっとしている様子ではあったものの、

傷口をべろんべろんなめようとする程度に元気でしたw

 

◇布製エリザベスカラーの出番

前回避妊手術時は、なるちゃんもあまりに痛みが重かったのか、

まったく傷口をいじることなく抜糸を迎えられた経験があるため、

先生から「今回はできる限りストレスを回避するために腹巻やカラーもなしで、そのままで様子見てあげましょうか」と言われていたのでしばらく様子見してましたが・・・

 

今回は回復が思いのほか早く、傷口をなめ始めたので、

もう限界だ!と、手元にあった布製カラーを装着!!

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すごく・・・嫌そうですね・・・。

 

こちらのカラー、以前避妊手術前に「あると便利かも」とうさ友さんが送ってくださったあと、大切に保管していたものでした。

 

中芯が入っていないのでソフトで動きがある分、なるちゃんの負担も少ないようです!

 

後日気づきましたが、傷口が塞がるまでの絶対防衛ラインとなる数日は、

エリザベスカラーにも中芯は多少入っていた方が安心かもしれません。

柔らかいゆえにめくってまで傷口をがじがじしようとします😂

 

申し訳ないけど、化膿するよりマシなのでしばらくこれで我慢していただきます。

この日は疲れているだろうと思い、いつも通りの時間に部屋を暗くし、就寝へ。

 

 

◆術後1日目 3月4日

朝は元気よくへやんぽに出てきてくれました。

 

うんちは11g 小さいけどちゃんと出てる!

お水も30mlほどは飲めておしっこも出てる!

ペレットは食べられていないものの、牧草はちょっと食べてる!

 

抗生剤は拒否!!

避妊手術のとき同様、全力の拒否。

最終手段としてバナナをつぶしてそこに混ぜても、

一口食べてから皿ごとひっくり返されました😂

 

今朝はセロリもぱくっと食べてくれました。

有機野菜のちょっとええやつやしな!美味しいやろ!

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しかしなぜか右目が開きづらそう。

少し瞼をあげて確認したら、眼球の一部が白くなっているのが見えた。

 

眼球に傷でもついたんか?!と大急ぎで動物病院へ。

 

先生に見ていただいたところ・・・

目ヤニでした。

 

手術中は目が開きっぱなしになるので、軟膏は塗っているものの、術後ドライアイになりやすいんだとか。

うさぎさんは瞬きも少ないため、ドライアイによって目ヤニが溜まりやすくなるそうです。

問題なくてよかった・・・!

目薬で目ヤニをとっていただいたところ、目はしっかり開きました。

 

ついでに、お水があまり飲めていなかったこともあるので

点滴・痛み止め・抗生剤を打っていただいたので、急速に元気になりました。

前回避妊手術時も翌日に痛み止めを打ってもらって元気になったので、

やっぱり痛みが一番の壁だったんだねぇ。

 

◇なるちゃんのお薬事情

ちなみに先生からは、抗生剤は化膿せず傷口を舐めなければ問題ないので、

もうなるちゃんは抗生剤を諦めましょう。

と言われました😂

 

YouTubeで強制給餌の方法を見つけて試してみたり、

好物に混ぜたり、

ケージの隙間から出してみたり、

シリンジの先にどれだけ美味しいシロップをつけても、

なるちゃんはお薬を飲まない・・・。

 

それだけ試してダメなら、諦めましょうとのこと。

 

どうしてもお薬が飲めない子は獣医さんにしっかり相談して先のケアを考えた方がいいですね。

 

◇ドリンカーの高さ

ちなみに、エリザベスカラーをつけてからお水が非常に飲みにくそう・・というか、

お水入れの前にいっては諦めるような姿を繰り返していたので

もしかしてカラーが邪魔して飲めない?と思い、

試行錯誤の上、一段高さをあげてみました。

 

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飲めた〜!!!!!

 

普段はもう少し低い位置で設置しており、

なるちゃんはねんねしながら首を伸ばして水を飲む癖があるのでw

寝そべっていても飲めるようにしていたのですが、

エリザベスカラーをつけている場合

立っていてちょうどお口の高さくらいに調整してあげると良いようです。(うちの子調べ)

 

◇術後初ゴロンがきた!

ちなみにこの日の夜、へやんぽ中はずっと見ているので

カラーを外して遊ばせてあげました。すると・・・

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ゴロン!!!!!!!😭

 

術後しばらく見られないと思っていたゴロン姿を見せてくれて、

かいぬしは感動だよ・・・!なるちゃん、今回は復活が早いです!

 

カラーがついてるとへやんぽ中もずっと動きがなかったのでとってみてよかった。

 

と同時に、再度装着する際に尋常じゃない嫌がり方をされたので

つけ外しの方がストレスがかかるのか・・・

 

それとも一時的でも外して元気を取り戻してあげる方がいいのか・・・

 

悩ましい術後ケアの格闘は続きますw

 

本日もお読みいただきありがとうございました!

なるちゃんの脂肪腫手術 〜②術前準備と手術日当日〜

前回の記事

脂肪腫発見〜手術決断まで

 

皆さんこんにちは。

本日2022年3月3日、ついになるちゃんの手術日当日になりました。

 

 

◆手術までに準備しておいたもの

さて、手術を決断してから当日まで。

準備において、これまで色々な記録をブログにも詳細残してきましたが、

ひっしひしと記録の大切さを感じました。

 

というのも、自分で書いていた以前の避妊手術時の記事のうち、

術後ケア編で書いていたことを振り返ったら、

術後なるちゃんがどういうふうに回復して、どういうものが必要だったのか、

一目瞭然でした。

 

今回前もって準備したものはこちら。

 

旬牧草

なるちゃん、前回術後ケアを見ていると「イタリアンライグラスだけ喜んで食べた」と自分で書いていました。

旬牧草は一時的に飽きがきたのか食いつきが悪くなってしばらく買っていなかったので、今ならきっと食いついてくれるはず!と思い、買っておきました。

 

チモシーゴールド2番刈り

これも前回術後に唯一食べた牧草でした。

うさぎ専門店でも「チモシー最後の砦」と言われるくらい美味しいそうです。

ロットの品質差が激しいのとお高いので普段使いにはとてもできませんが、

術後はとにかく食べることが大事なので迷いなく購入!

 

 

無農薬栽培オーツヘイ

こちらは前回もご紹介していた、ラビッツ福岡さんという牧草直送農家さんの商品。

このオーツヘイ、緑色でとっても色が綺麗なのと、信じられないくらい食べます。

普段の牧草にちょい混ぜ程度で使っているのですが、非常に食いつきが良いので買い足しました。

fukuokarabbits.com

生牧草

こちらもオーツヘイと同じく、ラビッツ福岡さんの商品。

オーツヘイ緑色の新鮮な生牧草です。

なるちゃんの最近のお気に入り。

これをチラつかせると目をひんむいて追いかけてきます。

ただ、少し飽きがきていたので、術前にしばらく購入せず期間を空けていました。

1週間ぶりにあげると良い食いつきをみせてくれたので、こちらにも期待!

 

アニマストラス(液体)

こちら、顆粒タイプは日頃使っているのですが、

以前の避妊手術後は液体を飲んでくれて復活の一手になった素晴らしい商品。

 

一応顆粒タイプが食べにくいかもしれないので、液体も準備しておきました。

お高いですけどね。術後ケアのためだけに購入しました。

 

お高かろうがなんだろうが、なるちゃんが元気になればそれ以上のことはないのです。

ちなみに注意書きにも書いていないのですが、

液体タイプは少々アルコールが入っているそうなので、

必要量を出して、部屋で10分以上おいて揮発させてから与える方がいいそうです。

(以前そのこと知らなくて普通に出したてあげてた・・・)

 

◆手術日当日

なるちゃん、当日も何も知らず私のおてての上に頭置いてゴロンしてる姿を見て、ちょっと心が痛みましたが・・・

悪いことをするわけじゃない。

今後のために腫瘍をとるんだと言い聞かせ、私が不安にならないよう努めました。

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手術する動物病院では、お昼の12時に預けに行き、17時にお迎えというスタイル。

その間とても不安なので、お手数をおかけするものの、麻酔から覚醒したら連絡をいただけるようにお願いしておきました。

 

そして当日食べたものや飲んだお薬の量もメモで渡しておき、

キャリーでブチギレているなるちゃんに「がんばってね」と声をかけて、しばしのお別れ。

 

切なくて泣いちゃったし、車で自宅まで帰ってきて部屋に入った時、なるちゃんのケージにいつものように「ただいま〜」って声かけちゃったし。

 

辛い思いをするのはなるちゃんだから、しっかりしなきゃ、と思う。

 

頑張っているなるちゃんを待つ間にこの記事を書いていました。

そして15:30、無事手術も終わり、麻酔からも目が覚めていますと連絡あり!!

 

よかった・・・😭

あとは術後ケア、しっかり頑張ろうと思います。

 

◆かいぬしの気持ちの持ち方

今回非常に悩んだこと。

 

本人が気にしていない脂肪腫をとることは「長生きさせたい」という私のエゴかもしれない。

 

でも、仮に手術をせず放置したとしても、「気にしてなくて今良性なら、手術せずに今を楽しみたい!」という気持ちもまた、エゴかもしれない。

 

同じように避妊手術や他の手術でも悩まれるかいぬしさんはたくさんいらっしゃると思います。

 

色々なブログや色々な情報が錯綜しているこのネット社会で、

手術はすべき!すべきではない!リスクが!・・と、さまざまな情報が飛び込み、

きっと不安に思われる方が多いと思います。

 

また、うさぎさんはわんちゃん猫ちゃんよりも麻酔のリスクが高いと言われる分、健康な小さい身体にメスを入れるべきなのか?という悩みは永遠の課題だと感じています。

 

しかし、私はこう思います。

選択に正解はない。

選択はかいぬしさんの意志。

 

決してそこに「かいぬしの責任」とは言いません。

かいぬしさんの意志なんです。

 

選択して万が一悪い結果に終わったとしても、

「自分の意志で選択した。正解じゃなかったとしても、他人の意見ではなく自分で決めたんだ」

という意志がそこにあれば、それで良いと私は思います。

 

決してこっちを選んだ方が正解だったなんていうのは

未来予知の能力がない限りわからないこと。

 

我々かいぬしには、命を預かる責任はもちろんありますが、

選択したことによってかいぬしさんが責任を感じることはない。

いや、言うても感じてしまいますけどね。

 

でも、この選択に絶対な「正解」はないと思っています。

 

だから、全ての選択を受け止め、自分の中で整理していくしかないのですよね。

 

難しいな。

私も今手術してもらっているこの時点でもすごく悩んでいます。

終わったよの連絡をいただいてもなお、悩んでいます。

正しかったのかな、これでよかったのかな。と。

 

でも、そう感じてしまうことは、なるちゃんに対して失礼だよね。

私が決断したことに対してがんばってくれているなるちゃんに

「ごめんね」「悪いことした」なんて思うことの方が、余計に辛いよね。

 

だから、ひたすらできることをやります。

なるちゃんが早く元気になれるように。

 

お金はこのときのために使うのです。

 

また落ち着きましたら、術後ケアも記録に残しますね。

→更新! ③術後ケア当日・1日目

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

うさぎさんは飼うのではない、一緒に暮らしていただくのだ

皆さんこんにちは!

今日はいつもと違う感じのタイトルですが、要約すると

うさぎさんは安易に飼うな

ということです。

 

うさぎさんに限らずですが、コロナ禍で在宅がちになったきっかけでペットをお迎えする方が増えている一方、ペットの遺棄も増えていると聞きます。

 

特にうさぎさんは鳴かないから〜とか、比較的飼いやすいですよ〜なんて言われがちなんですって。

私は言いたい。

全く違うぞと声を大にして言いたい。

いや、叫びたい。

 

うさぎさんに関しては下調べなしで

かわいい!一目惚れ!だけでお迎えしたら

絶対めげます。

 

具体的にどう大変なのか、あくまで私個人が感じたものをまとめてみました。

 

 

お迎えしてまもなくの盛大な反抗期

私は事前に1ヶ月ほどみっちり下調べしてお迎えしましたが、

なるちゃんをお迎えして一番辛かったのはこの時期かもしれない。

お迎えしてすぐ一番辛いタイミングが来ます。

 

というのも、うさぎさんは生後3ヶ月頃から反抗期が到来します。

おそらく個体差はあるでしょうが、うちの子は生後3ヶ月〜1歳になる前までそれはそれは壮絶な反抗期でした。

 

  • 牧草を食べない、すぐに全部かきだしてしまう
  • 牧草入れの中にわざとおしっこをする
  • かいぬしを流血するまで毎日噛む
  • かいぬしがそこにいるだけで意味もなく引っ掻く

 

などなど、本当に心が折れそうになるほどでした。

特に牧草を食べずにかきだしてしまうことで、仕事から帰ってきたら牧草がすのこの下に全部落ちていて食べてない!という日々の連続だったときは、毎日泣きながら「たべてよおお」ってお願いしてました。

 

また、全く甘えてくれる様子もなく、この反抗期時代は

一生懐いてくれないかもしれない・・と感じてとても辛かったです。

本当に心を強く持って

「一生懐かなくてもいい!」

と思うくらいでなければ、

うさぎさんお迎え直後に奈落に突き落とされます。

 

 

繊細すぎるガラスのハート

どこに行っても書いてあると思いますが、うさぎさんは本当に繊細。

 

こちらも個体差でしょうけど、我が家のプリンセスは

外から聞こえる車や人の音でビビって鬱滞になるなど日常茶飯事でした。

 

そのため、現在は外界から隔たれているといっても過言ではない静かな土地に引っ越して暮らしています。

 

また、うちの子は調理中の音や匂いにも大変敏感ですぐに体調に表れるため、

  • 焼肉や強火で調理する料理
  • 揚げ物
  • カレー、チーズなど匂いの強い食材を使った料理
  • 焼き魚

など、ジュー!という音が強くでるものや匂いのたつものは一切家で作りません。

 

そんなの平気だよ!って子や、慣れたら平気だよ〜って仰るかいぬしさんもいらっしゃると思います。

それでもうちのなるちゃんは本当に負担がかかるとすぐ鬱滞コースなので、

「そういう子もいる」と思っておかないと、

家で毎週ホットプレート焼肉してカレーでしめたいというような人は闇を見ることになります。(いや私は違うけど)

 

 

かいぬしがアレルギーになるリスク

これ、案外触れられていないことが多いので声を大にして言っておきます。

あなたはアレルギーになっても、その子と暮らせますか?

 

うさぎさんと暮らすうえでの考えられるアレルギーは

ダニや毛を起因とするアレルギーに加え、

牧草アレルギー(花粉)があります。

 

ちなみに私はスギ・ヒノキともに花粉症ですが、

当初、牧草は全く平気でした。

 

しかし日が経つにつれ、牧草を入れ替えているとくしゃみがとまらなくなり、牧草についている花粉や草そのものの粉によってアレルギーを発症している、とわかりました。

 

牧草の入れ替え時にマスクをつけることも徹底していますが、

うさぎさんも牧草の粉で鼻炎になる可能性があるので(なるちゃんは実際に鼻炎になった)

牧草をぱたぱたと叩いてからフィーダーに入れてあげる必要があります。

つまりかいぬしはアレルギー発症まったなし

 

そしてほんのり体質だったアトピーも再発しました。

 

アトピー体質の方やアレルギー持ちの方は

うさぎさんに限らず主食が牧草の子をお迎えする場合、注意した方がいいと思います。

 

 

診察可能な動物病院が少ない

エキゾチックアニマル診療可、という動物病院はあっても

実際にうさぎさんをしっかり診られる動物病院は少ない!

専門的な知識を持っている獣医さんが少ない!!!

 

例えば、時間帯によって「今日は診られる先生がいません」なんて言われるところだと、うさぎさんは急変しやすいため一刻を争うことになります

 

そのため、お迎えする前にしっかり調べて、最低2件はかかりつけとなる動物病院を見つけておく必要があります。

 

また、家の近所にかかりつけがある、ということが非常に重要だと思いますね。

車でも片道30分以内が限界と思った方がいいです。

うさぎさんは移動もストレスになりますし、移動中に急変してしまうこともあります。

 

ちなみに複数見つけておくと良いのは、一方が休診日でも他でかかれる!という安心感がある方が良い、と個人的に思うためです。

 

動物病院の探し方はこちらの動画が非常に役立ちましたので参考までに。

youtu.be

 

主食が牧草という巨大なリスク

アレルギーの話とは別途ですが、私の中では一番大変なことだと思ってます。

牧草というのは、自然のものですので、決してペレットのような

一定の品質は約束されません。

 

場合によっては「うちの子が唯一食べる牧草が災害や自然状況によって入荷しなくなった!」とか「品質が変わって食べなくなった!」なんてことが起こります。

そう、我が家のことです。

 

うさぎさんが牧草を食べなくなるということは病気や死のリスクにつながるうえ、

牧草を探すにしてもすぐなんでも食べてくれるわけではないので、

お金がめちゃくちゃかかります。

 

同じ牧草なのになぜか新しく買い足したロットを食べないとか、

今までと同じものを突然食べなくなることはザラです。

中には高級牧草しか食べないなんて子もいます。

そう、我が家のことです。(2回目)

 

「うちはチモシーも安定してるし安いのもぼりぼり食べるし、なんともないよ!気にしすぎじゃない?」って方もいらっしゃると思いますが、

圧倒的にグルメが多いのがうさぎさんだと感じます。

 

袋(ロット)が変わる時は少しずつ混ぜて切り替え、

もちろん在庫を切らさないようにし、

たくさんフィーダーに牧草を入れて朝夕で半分以上を破棄する生活でも

かいぬしは馬車馬の如く働き稼ぐよ!っていう心意気がないと

金銭的にも精神的にも厳しいかもしれません。

 

 

躾はできない

そもそもうさぎさんは躾けるのではない。

かいぬしが躾けていただくのだ。

 

イタズラをしたり何か問題があったときに大きな声で叱ったりしてもダメです。

もちろん、叩いたりしてはぜっっっっったいにダメです。

強く掴んだり、うさぎさんが嫌がることをしてもいけません。

 

うさぎさんは「大きな声を出された」「いやなことをされた」ということだけインプットして、一生忘れません。

 

私自身がなるちゃんの反抗期時代に、ものを齧ったりかいぬしを噛むたびに声に出して「ダメでしょ!」と怒っていましたが、そのせいで一時期とても嫌われ、信頼関係を取り戻すまでに大変な時間がかかりました。

 

うさぎさんに噛みつかれても、なにをされても、

怒らず菩薩の心でいられますか・・・?

 

粗相をする?

うさぎさんは自分の決めた場所でおトイレします。

そのため、かいぬしがおトイレの配置を変えてみるなど配慮し、

お掃除をさせていただくのです。

 

うんちをばらまく?

うさぎさんは意図せずポロポロするのです。そういうものです。

むしろ健康なうんちが出ていることを喜びましょう。

 

壁や家具ありとあらゆるものを齧る?

うさぎさんは齧り続けることで不正咬合という怖い病気を防ぐのです。

そういうものです。

齧られないようカバーをつける、齧れるものを置かないなどかいぬしが配慮しましょう。

齧られても怒らない。齧れるようにしていたかいぬしが悪いのです。

 

牧草を食べてくれない?

そういうものです。

食べてくださる牧草を探したり、食べやすい環境づくりに努めるのです。

 

呼んでもきてくれない?

当たり前です。

かまってほしいときはかいぬしから赴きましょう。

 

抱っこさせてくれない?

当たり前です。

うさぎさんは捕食される生き物ですから、地から足が離れることは何より恐ろしいことです。

抱っこさせてくれる子もいますが、基本的に抱っこぎゅーなんて必要がないときにしないであげてください。

 

 

温度湿度の徹底管理が必要

これも金銭的なことに直結しますが、

うさぎさんはとんでもなくデリケートですので、

温度・湿度を常に24時間管理しておく必要があります。

 

エアコン24時間つけて、必要に応じて除湿機もつけて、

お金を惜しまずケアできますか?

 

ちなみにかくいう私もうさぎさんを迎える前はドケチの極みでしたので、

夏でもエアコンは室温が30度まで我慢したり(今思えばめっちゃ体に悪い)、

冬は基本的に厚着したらなんとでもなると暖房器具を使っていませんでした。

 

お迎えするにあたり、24時間稼働は当たり前の生活にチェンジ。

 

しかし、この点については結果として

うさぎさんと暮らすことでかいぬしも快適になる。

(夏はクーラーで寒すぎる可能性もありますが)

 

つまりはうさぎさんという高貴な方と、

我々は一緒に過ごさせていただく感覚。

 

そう思えるくらいが良いでしょうね。

 

 

うさぎさんの生活に合わせる必要

前述の通り、我々は仕える立場ですので・・・

基本的にうさぎさんは私たちの生活リズムにある程度は合わせてくれますが、

こんな人はきっとうさぎさんとの暮らしに向いてない、と私が心から思うのが

  • 毎日の帰宅時間がバラバラだったり、飲み歩きが好きな人
  • 外泊や旅行が好きな人

です。

 

ちなみにかくいう私も、かつては超飲み歩き好きで終電逃すこともありましたが、

なるちゃんと暮らしはじめて生活は一変。

お酒も飲まなくなり、1年ほどして在宅勤務に切り替えて、

なるちゃんベースの生活に変わりました。

 

また、一度だけなるちゃんが一歳の頃に

牧草をたんまり置いて前準備したうえで一泊二日の旅行にも行きましたが、

もう気が気じゃないし私が寂しくて、それからは旅行もしてません。

 

うさぎさんは体内時計がしっかりしているので、

ある程度一定の生活リズムで生活を送れないとストレスになるそうです。

へやんぽの時間も、ごはんの時間も、毎日バラバラだったりへやんぽがない!という日があれば、やはりストレスです。

うさぎさんに合わせて生活をできるかどうかも鍵だと思います。

 

 

最後まで看取る勇気

どんな病気になっても、どんな介護が必要になっても、

絶対にこの子を最後まで看取る。

私はそう思って、なるちゃんを育てています。

 

むしろ、悪い病気にはならず、老いたことによって介護をできるくらい寿命を全うしてくれたら、そんなに嬉しいことはないですよね。

 

これはうさぎさんに限らずですが、どんな時でもその責任を持って、

問題があればすぐに動物病院に行く。

お金を惜しまず食事や生活を整える。

 

そんなごくごく当たり前のことができないままお迎えして手放す人がいることは、悲しいことです。

 

せめてどうしても仕方のない理由があったとしても、そこらへんの山や野に捨てるなんてことはしないでほしい。

人に一度飼われたうさぎさんたちは野生でなんか絶対生きていけません。

 

こちらはどう考えても野生で生きていけないうさぎさんの一例です

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病気をしたり、老いていくことは、

手がかかると同時に死を感じてしまい恐ろしくなるものです。

 

しかし、いずれはやってくるのが「死」です。

我々人間よりもはるかに小さく、生き急いでしまうのが動物たちです。

 

かわいい〜!というだけではなく、

過程にある問題や、最終的な「死」と向き合い、責任を持ってお迎えしてほしい。

 

お迎えしたその日から死に近づいていくのですから。

 

幸せな生活のためには、

幸せと同等の重大な責任を背負っていきましょう。

 

長くなりましたが、本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

 

すべてのうさぎさんが、すべてのペットたちが、幸せになれる世界でありますように。

なるちゃんの脂肪腫手術 〜①発見から手術決断まで〜

皆さんこんにちは!

本日は、なるちゃんが右肩側に抱えている巨大な脂肪腫について、

今年2022年3月3日に手術を決断しました。

 

そんな脂肪腫の発見から手術を決断するまでの記録を残しておきます。

 

 

脂肪腫の発見

事は遡ること2020年8月19日の夜

へやんぽ中、朝はなかったのに突然なるちゃんの右腕側に小さなしこりを発見。

この時は、なんとな〜くゴロンをしたときにぽこっとでっぱりを感じる程度でした。

↓写真で見ると、背中側にぽこっとでっぱりがある感じ。

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しかしこれは明らかにしこりがある!怖い!と思って、

発見したときは休診の時間帯でしたので、翌朝病院へ行くことに。

 

翌朝、1日でなんだかさらに大きくなりました。

朝一番の時間で動物病院に駆け込み。

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脂肪腫初期の判断

しこりを発見した翌日の検査・診察の結果、

しこりが皮膚の中で自由に動いていることや、

細胞診でも悪性の所見がないことから「良性の脂肪腫と判断されました。

サイズは6cm×3cmでした。

 

発見時は先生から、

  • 具体的な問題がない限りは手術はリスクが高いのでしない方が良い
    ※血が出たり、歩くたび床に擦ったり、本人が気にするというような問題がない限り
  • 今が良性でも、悪性になる可能性はある
  • 脂肪腫は小さくなることはないので大きくなる可能性が高い

と言われ、できる限り問題がない段階で手術しない方がいいという判断でした。

 

私も、今後よく観察をして、問題があったらすぐ病院へ行こうと心に決め、

脂肪腫とともに暮らすことを決意していました。

 

これ以上大きくならないでくれ・・・!と、願いながら。

 

脂肪腫の巨大化

私の願い虚しく、脂肪腫はわずかな時間で巨大化しました。

これが2週間ほど経過した2020年9月4日時点。

 

明らかにぽっこり感が増しています。

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ただ、この時点でもご本人は気にせずゴロンゴロンしてたし、

脂肪腫を下敷きにして寝ていることもあったし、

気にしている様子もありませんでした。

 

2020年9月13日時点。

発見から1ヶ月が経とうとしている時点で、すでに結構なサイズ。

右側がかなりぽっこりしています。

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1ヶ月経過する頃には今のサイズまで成長していました。

 

そんな現在がこちら。

お分かりいただけるだろうか、右側だけ異様にふくらんでいるのを・・😢

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もっとわかりやすいので見るとこうなります。

このぽっこり出ているのが全部脂肪腫です。

今や私の手のひらサイズくらいはあります。

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この状態でもご本人は気にしている様子もなく、トラブルはないのですが、

別の獣医さんやうさぎ専門店のブリーダーさんなど多方面から

  • 脂肪腫にしては硬い気がするので悪性になっていないか心配
  • あまりにも大きいから問題がなくてもとっておいた方がいいかも
  • これまでのサイズになって臓器を圧迫しないのだろうか

とさまざまなご意見をいただく機会があり悩みに悩んでおりましたが、

改めて手術の検討をすることにしました。

これは去年(2021年)の暮れのことでした。

 

また、この時もう一度細胞診もしていただきましたが、良性でした。

 

手術への懸念

まずはリスクに対する大きな懸念がありました。

 

なるちゃんは避妊手術で2019年にも手術自体は経験があるのですが・・・

lapakinalu.hatenablog.com

 

もちろんこの時も手術の前にも当日にも後にも大変悩みました。

 

もうあんな辛そうな顔を見たり、痛い思いをさせたくないという気持ちもありました。

本人が気にしていないならこのままでもいいんじゃないか?と。

 

脂肪腫の診断をしてくださったかかりつけの動物病院は、

なるちゃんの避妊手術もしていただいたところと同じで、なるちゃんの主治医です。

なるちゃんの性格もよく理解してくださっています。

 

改めて「とった方がいいのでは、という意見があったので手術を検討した方がいいのか悩んでいる」と2度ほど相談し質問したところ、以下のような回答でした。

 

Q.今手術をするべきか

A.現時点で緊急性はないが、大きくなりすぎて気になるなら手術の良い機会だとは思う

(ちょうどかいぬしが転職に伴い1ヶ月半休みがあるので、ケアに十分な時間が取れるという機会を考慮して、タイミングがいいと判断された)

 

Q.今後このまま残して1年ごとの細胞診や2ヶ月おきの爪切りを兼ねた健康診断で悪性になっているかどうかすぐわかるか

A.細胞診はあくまで全体の1%程度しか見えないので触診をしていてもすぐに悪性の診断は難しいと思う

 

Q.今のリスクと今後のリスクを考えると主治医としてどうお感じになるか

A.仮に手術が今年でも来年でもリスクは同等。今は悪性ではない感触のため、取り出して悪性ではないことを確認しておく、というイメージ

 

他にも色々と手術に関して質問もしましたが、それら全て伺って最終的に私の結論は

「悪性になる前に取り出して良性であると確認できれば安心」

 

細胞診を毎年ブスブス注射器で刺してもらってもなるちゃんの負担になり続けるし、

いつ悪性になるかわからないから今しよう、と思ったのでした。

 

手術への前準備

まず、手術を2022年3月3日(木)に設定したのは大きな理由があり、

手術を受ける動物病院が水曜が休診日なので、

木曜日なら休診明けで問題が起こりそうな翌日〜1週間は動物病院に駆け込めるという安心感。(日曜日も午前は開いている)

 

私も4月1日まで次の仕事は始まらないので、ゆっくりケアに時間を注ぎ込めます。

 

そもそもなるちゃんは非常に繊細でかなりメンタル面がか細いので

まず手術自体耐えてもらえるだろうかという心配もありますし、

何より私が、これによってなるちゃんを失ってしまうことになったらと思うと怖い。

 

でも!

ここは私が心配していても仕方ない!!

 

決めたからには私が「大丈夫だよ」とどーんと構えてあげないと、

痛い思いをするのはなるちゃんなのだから。

と、心を強く持つように決めました。(本当はめっちゃ怖いけど)

 

そして事前に術後ケアについて考えていました。

重要なのは大好物を用意しておくということ。

 

避妊手術の時には、当日微動だにせず何も口にしようとしなかったなか、

セロリだけは食べてくれました。

今回もセロリと、現在セロリ以上に大好物になっている生牧草を

この日に間に合うよう準備しておこうと思います。

 

また、性格上エリザベスカラーは付けない方がいい、ということで

避妊手術の時は包帯テープを巻いてもらいましたが、

なるちゃんは避妊手術後、一度もテープや傷口をかじるような仕草がなかったので、

今回は何もなしで傷口の様子をみましょう、と言われました。

 

が!!

一応何かあったら怖いので、以前うさ友さんから送っていただいた

オブジェと化している布製のエリザベスカラー

もちろん、つけずに済むに越した事はないのですが、

一応これをいつでもつけられるよう用意しておきます。

 

そして、前回避妊手術後は翌朝になってもペレットすら食べず動かないなるちゃんが心配になり動物病院で痛み止めと強制給餌をしていただいたところ、

めきめき回復していったので、今回も

「翌朝も動かず食べなければすぐ通院!」

 

これでとりあえず術後の対策としては問題ないと思われる・・・。

 

あとはなるちゃんを信じて、先生を信じて。

私は幸い長期のお休みに入っているので

全身全霊を尽くしてなるちゃんの看病をします。

 

どうか、手術がうまくいくように皆様の祈りの力をください。

 

3月3日、無事に終わり落ち着きましたら、経過などご報告いたしますね!

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました!

うさぎさん、毎日記録のススメ

皆さんこんにちは!

少し暖かくなったかと思いきや寒の戻りがあったり、

今年は厳しい寒さが断続的に続いていますね。

寒さのせいで電気代が目ひんむく金額ですが、なるちゃんはホットカーペットでころころ気持ちよさそうです。

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さて、本日はうさぎさんの体調管理、どこまで管理・記録する?です。

私個人として考えていることをこの記事に記録しておきますね。

 

 

はじめに

実際にうさぎさんを飼われている方は、どこまで記録されているでしょうか。

頻度や、内容、むしろ記録はあえてつけないよ〜という方もいらっしゃるかもしれません。

 

きっと人それぞれですので、これという正解はないと思います!

なので、ここに残しておく私個人の意見が正解だとは思っていません。

 

また、健康で病院知らずなので、記録つけなくても問題なく育ってまーす!

っていうのが一番かいぬしとしてはありがたいのですよね😂

 

ただ、体調の変化をあまり外に出さず、

急変が多いうさぎさんだからこそ、私個人は”毎日記録”を推奨しています。

 

これまで私がどういう記録をしていて失敗したー!だとか、

どういう管理をしていてよかったー!と思った、など経験談を残すことで、

これからうさぎさんをお迎えする方や、

うさぎさんの体調管理でお悩みのかいぬし様の役に立てたら、と思ってます。

よかったら見ていってください〜。

 

私が毎日記録していること

身体が弱いなるちゃんは気圧に弱い、雨に弱い、など

本当に軽微な変化でも敏感に察知するので、

毎日以下の内容を記録して、細かくチェックしています。

 

天気と外気の最高気温/最低気温

なるちゃんは室内の温度をどれだけ一定に保っても外気の変動を察知するため、

その日の外気温差がどれくらいあったかは必ず控えています。

特に1日の気温差が10度以上開くときは要チェック。

 

天気や気温は記録しておくと、体調を崩した日を振り返って原因を特定しやすいです!

なるちゃんの場合、概ね天候に左右されています。。

 

室内の温度湿度

外気にあわせて室温と湿度も計測しておきます。

だいたいですが朝昼夕、気づいたときにメモする、という感じです。

 

温湿度計は部屋の掛け時計代わりにこちらと、

なるちゃんのケージに引っ掛けてつかってるのがこちらです。

精度は今の所わかりませんが、安定して使用できていると思います。

 

気圧

なるちゃんが最も影響を受けるのが低気圧。

メモにはおおよその時間帯と「気圧下がる」「気圧上昇」と簡単にメモしています。

 

おそらく気圧は、うさぎさんに限らず他の動物たちも、人間でさえも影響を受けますよねw

私は「頭痛ーる」というアプリを入れて、通知で「低気圧くるよー」ときたら

なるちゃんのマッサージを念入りにする、など対策をしています。

鬱滞になったとき振り返ると低気圧や台風がきている、ということが多いですね。

 

へやんぽの時間

朝夕、昼も少しへやんぽをしますが、へやんぽ開始と終わりの時間はメモしてます。

ズレや生活リズムの変化で影響を受けていないか、振り返って確認しやすいです。

 

牧草やペレットの量/食べた量

牧草は何度やっても正確な数値の計測が難しいので今のところは目視ですが、

「かなり減った」→◎

「平均的」→◯

「ちょっと減りが悪い」→△

「ほぼ食べてない」→×

という記録の付け方ですね。いい牧草の測り方あったら教えてくださいw

 

飲水量

我が家はこちらのドリンカーを使っています。

メモリがついてるので、以前はメモリからなんとなくの飲水量をみていたのですが、

飲水量、ほんとに大事だからちゃんと測ったほうがいい。

 

1年くらい前からちゃんとスケールで測るようになりました。

実際のメモリで見ていた数値と違うこともありましたので、計測推奨!!

 

朝夕入れ替えをするのですが、

朝入れて測る→夕測ってから水を入れ替えてまた測る

を繰り返し、半日ごとに飲水量の数字を見ています。

 

なるちゃんは結構飲水が少ないのですが、増えた日は大きなうんちをするので、

やっぱりお水が飲めているか飲めてないか、は非常に重要。

 

また、なるちゃんは日中と夜間で飲水量に大幅な差があるのですが、

これも獣医さん曰く重要なんだそうです。

そこまで手間になりませんので水の計測!お勧めです!

 

うんちの量

これも1年ほど前からちゃんと計測しはじめたのですが、

うんちは目視じゃなくて計測したほうがいい。(と思う)

 

その日の体調も目に見えるし、

何より測っていっぱい出てる!と感じたとき喜び半端じゃない。

 

うんちは盲腸フンや軟便(うちの子は盲腸フン落とすので・・)と、

普通の硬便はわけて計測してます。

 

うさぎさんのうんちって可愛いよね。

 

おしっこの色と量

なるちゃんは尿砂が出たこともあるので、色と量にあわせて、

砂が出てないかもチェックします。

 

量は目視ではありますが、なんとなく少ないな?と思う時はメモ。

オレンジ色が強くなるときはお水が飲めていない脱水気味の印なので、

ちょっと生牧草を多めにあげたり、水分を取れるようにサポートしやすいし、

飲水量をあわせてチェックしてたら、体調の変化に気付きやすいです!

 

牧草のロットが変わった日

これ私の中ではめっちゃ重要でw

ロットや袋が変わるときは徐々にまぜながら入れ替えしていきますが、

なるちゃんがなんとなく食いつき悪くなったな?と思ったら

ロットが原因じゃないか?!ってチェックしやすいです。

 

メモには簡単に緑色の付箋をつけたり、

「newチモ」とかメモをつけてわかるようにしています。

自分に分かればなんだって大丈夫ですw

 

そのほかの変化や気になったこと

他は、病院いったーとか、爪切りいったーとかはもちろんのこと、

部屋の模様替えしたーとか(なるちゃんが敏感なので・・)

なるちゃんがちょっと元気なかったかもーとか、

本当に気づいたことはなんでもメモしています。

日記がわりでもありますが、些細なことでもメモしておくとベターです。

 

これらを毎日、100均(確かセリア系列)で売っている365ページノートに記録しています。

爪切りや病院にいった日・異変があった日は

付箋(これも100均)で色をつけてわかりやすくすると見やすくてヨシ!

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あわせて持っておくと良い情報

この毎日記録と一緒に、私は別紙で

  • なるちゃんの生年月日と性別
  • 避妊手術日
  • 既往歴(なるちゃんはめっちゃ多い・・)
  • 今まで病院でもらったお薬や常備薬

を持っています。

これ、獣医さんにいった時に非常に役立つのと、

万が一かかりつけではない獣医さんに急にかかる!となったときでも

これを見せるだけで・問診票に正確に書き込めるだけで、

随分対応のスムーズさは変わります。

 

なるちゃんの場合、投与されたお薬の種類も逐一確認してメモするようにしており、

効果があったお薬はしっかり別の病院でも「前はこれで良くなった」と伝えて

同じものを与えてもらうようにしています。

 

記録をつけておくメリット

記録をつけることは大変かもしれませんが、

人間でいう母子手帳などと同じものかなと思ってます。

 

  • 体調の変化にすぐに気づける
  • 動物病院にかかったときに状況を伝えやすい
  • 症状の出た原因を探りやすい

 

私は、うさぎさんという繊細な子だからこそ、

また、うさぎさんでなくとも、全ての家族に対して

健康であってもつけておいて損はないと思っています。

 

たとえばなるちゃん、スナッフルで病院いったとき

「この日に牧草食べてくしゃみした」「この日にお鼻がぴいぴい聞こえた」など

獣医さんに明確に日付と症状が出た日を伝えることで、

かかりつけ獣医ではなかったものの非常にスムーズな診察と治療をしていただけました。

 

なるちゃんほど繊細で身体の弱い子はあまりお見かけしませんがw

今日は私なりの記録の方法や項目を記事に残してみました。

 

ぜひ、興味を持っていただいた方は今日からでもトライしてみたり、

この記事をシェアしてくださいね。

 

私自身が悩みに悩んでこういう記録をしよう!とたどり着いたので、

他にも同じように悩んでいる方がいれば、役にたつといいなーと思っています。

 

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最近はラビッツ福岡さんの生牧草オーツヘイが大のお気に入りのなるちゃんでした。

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本日もお読みいただきありがとうございました!

なるちゃんの鼻炎(スナッフル)

皆さんこんにちは!

 

本日はなるちゃんが年末からかかっていた鼻炎

(うさぎさんの鼻炎を総称してスナッフルというそうですね)

について記録を残しておきたいと思います。

 

まず最初に言っておくと、なるちゃんは元気です。ご安心ください。

愛おしすぎるゴロンねんねを毎日しております。

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さて。

 

単純に「鼻炎」と言っても、うさぎさんの場合呼吸器が小さいことや、

軽症から重篤化までものすごく広い範囲でトラブルが起こりかねないトラブル。

 

なるちゃんはなんとか軽症のままではありますが、

長引いているのできっかけと思われることから症状、

通院による治療までシェアしておきます!

 

 

発症のきっかけ

もしかすると別の要因かもしれませんが、おそらくこれ、

というのが2021年12月28日のことでした。

 

なるちゃんが牧草を食べているとき、突然

くしゅんくしゅん!と数回くしゃみをしたあと、

おててで鼻のあたりをゴシゴシ。

そのあとお水を飲むときも若干むせるような仕草がありました。

 

牧草の粉がついちゃったのかな?と思っていましたが、

おそらくこのとき、牧草の粉が鼻の穴に入ってしまったのではないかと推察。

 

牧草嫌いの我が子が唯一食べるウィートヘイやオーツヘイは特に牧草の粉が激しいので、

毎日かいぬしがくしゃみしながらしっかり粉をはたき落としてあげていたのですが・・・。

十分ではなかったようです。

 

その後、くしゃみがたまに出るようになりましたが、

食欲はあったしそれ以外に問題がなかったので

しっかり状態観察をしながら様子見をしていました。

 

病院へ行く決断に至った症状

気になった症状は「鼻の音」でした。

 

くしゃみが出るようになる前もしばらく、なるちゃんはねんねしているときに

お鼻がぴ・・ぴ・・・と稀に音が鳴ることはあったので、

それは寝息かな〜と思っていたんですが。

 

年末大晦日の日、こんな症状が一気に出てきました。

  • 呼吸するたびに軽く頷くように首から全身がふぅふぅと動いていたこと
  • 鼻がいつもよりカパカパ全力で動いている気がしたこと
  • 呼吸のたびにずっと鼻がピィピィ鳴っていたこと(小さい音ですが、笛みたいな音)

 

明らかに呼吸が苦しそうな気配を感じたので、

晦日に開院していた動物病院へダッシュ

※かかりつけではないものの、初期の頃に通っていたことがある病院でした。

 

肺や心音には問題がなく、歯も綺麗なことや、牧草の粉の経緯からし

鼻炎=スナッフル という診断でした。

 

その時に獣医さんから

「ケースに薬剤を噴霧してその中にうさぎさんに入ってもらうネブライザーもできますよ」

と言われたんですが、私自身ネブライザーをあまり理解しておらず、

ケースの中で薬剤まみれに?!危なくない?!という勝手な印象を持ってしまいw

この時はお断りして抗生物質(飲み薬)だけいただいて帰りました。

 

あとからこれを後悔することになります。

ネブライザー、やっとけばよかった。

詳しくは後述します。

 

抗生物質の与え方と経過

なるちゃんはお薬大嫌い娘。

普段の常用薬プリンペランはゴックゴクシリンジから飲みますが、

普通にシリンジを出しても抗生物質は一滴も飲んでくれず、

保定も私が上手ではないこととなるちゃんが大暴れすることからできず。

なかなか難しかったですが・・・ふとしたときに解決策が見つかりました。

 

ある日、シリンジの口にヘアボールリリーフをほんの少しつけて、

ケージの隙間からシリンジを差し込んで、

「は〜い美味しいジュースですよ〜💓(嘘

と出してみたところ、シリンジ全体が見えなかったのがよかったのか、

騙されて口をつけてくれました!!

 

本人はヘアボールリリーフうめえ、とぺろぺろしてるのですが、

今だ!!とかいぬしはシリンジを少しだけ押して

なるちゃんのお口の中に少しずつ抗生物質を投与することに成功!!

 

この調子ですこーしずつヘアボールリリーフを

つけてはちょっと出し、つけてはちょっと出し作戦で、

本当に飲まないといけない量(1ml)までは飲んでくれないものの、

抗生物質を飲んでもらえました。

 

ヘアボールリリーフはあくまで糖分なので、与えすぎはよくないですが、

ほんの少しずつ、お薬を飲んでくれるなら・・という思いでした。

ありがとうヘアボールリリーフ。

 

これならお互いにストレスも控えめでお薬を飲んでもらえるので、

何か好物を知っておく・作っておく、というのは大事ですね。

 

ちなみに好物のセロリにつけたり挟んだり、あまり体によくないけどバナナで・・という作戦も過去にやってみましたが、

お薬があるだけで絶対に口につけないなるちゃん、さすがです。

 

その後、1週間ほどして食欲がガクッと落ち込んだこともあり、

抗生物質で胃腸が疲れたのかな?と思い、一旦お薬を控えてみたりしつつも、

まだ鼻のカパカパはいつもと違う感じはあるものの

お鼻のピーピー音は少なくなってきたので、1月は様子見をしていました。

 

涙と鼻炎の関係性

そして本日の話です。

 

用事で有給休暇を取っていたので、用事を済ませようとしていたところ、

へやんぽ中、トイレに乗ったなるちゃんのお鼻から突然

ズズッ という音が聞こえて(人間が鼻すするとき、みたいな音)

お腹か何か別の音か?!とも思ったんですが、

よくみると左目に若干涙が滲んでいる気がしました。

 

お鼻と目は繋がってるし、もしかして涙管が詰まったりというトラブル?!

と心配になり、動物病院へ。

 

肺や心音に同じく問題がないことから、やはり鼻炎気味なのかも、という診断。

 

動物病院に到着したときは涙は出ていなかったのですが、

目薬をしていただき、充血もないことから

鼻炎がたまたま目にあがってきた状態、とのことでした。

 

ちなみにこの症状が重篤化すると、お鼻と目の繋がっているところが詰まって

呼吸困難になってしまうということもあるようなので、

鼻の詰まる音や涙は毎日チェックして、

少しでも症状があれば病院へ行った方が安心ですね。

 

私はよく「心配性すぎる」「過保護すぎる」と言われることもありますが、

うさぎさんに関しては心配性くらいがちょうどいいと思われます。

あっという間に重篤化ということもあり得ますからね・・・。

 

ネブライザーの効果

さて、今回はかかりつけの獣医さんでしたが、そこで改めて

ネブライザーやった方がいいよ」というお話をいただきました。

 

実は大晦日のあと、帰宅してからネブライザーを検索して調べていました。

 

するとネブライザー

  • うさぎさんは噴霧された空気を吸うだけでいいので比較的ストレスが軽くて済む
  • 直接薬剤を吸うので効果が出るのが早い

といういいことがいっぱいな治療だったことがわかりました。

 

私の不勉強で大晦日に断ってしまったことを軽く後悔しました・・・w

 

なるちゃんの苦しい状態がすぐにでも解消されるなら!と

今日はネブライザー治療を決意!

 

なるちゃんの神経質な性格も考慮していただき、

キャリーをタオルで包んで、そこに噴霧する方法を取ってくださいました。

 

数分後、タオルを外したキャリーからドライアイスのような薬剤がふわ〜っ。

 

獣医さん「イリュージョンみたいでしょ」

 

その発言が妙にツボった私。

さておき、なるちゃんもびっくりはしていたものの、

レントゲンや点滴よりもはるかにストレスは軽くて済んだようです。

 

ネブライザーの効果は即効性。ただし、2,3日程度もてばいい方。

そのあと再発することもあるので、

一応今回も抗生物質はいただいて帰宅!

 

帰宅後、なるちゃんがいつもよりいっぱい牧草を食べている姿を見て、

もしかして呼吸が楽になったから食べやすいのか?!

とかいぬしは都合よく考えています。

 

今後も状態をしっかり観察しつつ、

鼻炎が解消するようできることをしてあげたいと思います!

 

とにかく重要なのは、毎日観察して、些細な変化も見落とさないことだなぁと感じました。

様子見をどこまでして、どこから病院へ行くのかの判断も難しいですが、

うさぎさんとの暮らしは心配性くらいで丁度いい!(多分)

 

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本日もお読みいただきありがとうございました!