なるちゃんの記録

私とうさぎの暮らし。

なるちゃんの脂肪腫手術 〜②術前準備と手術日当日〜

前回の記事

脂肪腫発見〜手術決断まで

 

皆さんこんにちは。

本日2022年3月3日、ついになるちゃんの手術日当日になりました。

 

 

◆手術までに準備しておいたもの

さて、手術を決断してから当日まで。

準備において、これまで色々な記録をブログにも詳細残してきましたが、

ひっしひしと記録の大切さを感じました。

 

というのも、自分で書いていた以前の避妊手術時の記事のうち、

術後ケア編で書いていたことを振り返ったら、

術後なるちゃんがどういうふうに回復して、どういうものが必要だったのか、

一目瞭然でした。

 

今回前もって準備したものはこちら。

 

旬牧草

なるちゃん、前回術後ケアを見ていると「イタリアンライグラスだけ喜んで食べた」と自分で書いていました。

旬牧草は一時的に飽きがきたのか食いつきが悪くなってしばらく買っていなかったので、今ならきっと食いついてくれるはず!と思い、買っておきました。

 

チモシーゴールド2番刈り

これも前回術後に唯一食べた牧草でした。

うさぎ専門店でも「チモシー最後の砦」と言われるくらい美味しいそうです。

ロットの品質差が激しいのとお高いので普段使いにはとてもできませんが、

術後はとにかく食べることが大事なので迷いなく購入!

 

 

無農薬栽培オーツヘイ

こちらは前回もご紹介していた、ラビッツ福岡さんという牧草直送農家さんの商品。

このオーツヘイ、緑色でとっても色が綺麗なのと、信じられないくらい食べます。

普段の牧草にちょい混ぜ程度で使っているのですが、非常に食いつきが良いので買い足しました。

fukuokarabbits.com

生牧草

こちらもオーツヘイと同じく、ラビッツ福岡さんの商品。

オーツヘイ緑色の新鮮な生牧草です。

なるちゃんの最近のお気に入り。

これをチラつかせると目をひんむいて追いかけてきます。

ただ、少し飽きがきていたので、術前にしばらく購入せず期間を空けていました。

1週間ぶりにあげると良い食いつきをみせてくれたので、こちらにも期待!

 

アニマストラス(液体)

こちら、顆粒タイプは日頃使っているのですが、

以前の避妊手術後は液体を飲んでくれて復活の一手になった素晴らしい商品。

 

一応顆粒タイプが食べにくいかもしれないので、液体も準備しておきました。

お高いですけどね。術後ケアのためだけに購入しました。

 

お高かろうがなんだろうが、なるちゃんが元気になればそれ以上のことはないのです。

ちなみに注意書きにも書いていないのですが、

液体タイプは少々アルコールが入っているそうなので、

必要量を出して、部屋で10分以上おいて揮発させてから与える方がいいそうです。

(以前そのこと知らなくて普通に出したてあげてた・・・)

 

◆手術日当日

なるちゃん、当日も何も知らず私のおてての上に頭置いてゴロンしてる姿を見て、ちょっと心が痛みましたが・・・

悪いことをするわけじゃない。

今後のために腫瘍をとるんだと言い聞かせ、私が不安にならないよう努めました。

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手術する動物病院では、お昼の12時に預けに行き、17時にお迎えというスタイル。

その間とても不安なので、お手数をおかけするものの、麻酔から覚醒したら連絡をいただけるようにお願いしておきました。

 

そして当日食べたものや飲んだお薬の量もメモで渡しておき、

キャリーでブチギレているなるちゃんに「がんばってね」と声をかけて、しばしのお別れ。

 

切なくて泣いちゃったし、車で自宅まで帰ってきて部屋に入った時、なるちゃんのケージにいつものように「ただいま〜」って声かけちゃったし。

 

辛い思いをするのはなるちゃんだから、しっかりしなきゃ、と思う。

 

頑張っているなるちゃんを待つ間にこの記事を書いていました。

そして15:30、無事手術も終わり、麻酔からも目が覚めていますと連絡あり!!

 

よかった・・・😭

あとは術後ケア、しっかり頑張ろうと思います。

 

◆かいぬしの気持ちの持ち方

今回非常に悩んだこと。

 

本人が気にしていない脂肪腫をとることは「長生きさせたい」という私のエゴかもしれない。

 

でも、仮に手術をせず放置したとしても、「気にしてなくて今良性なら、手術せずに今を楽しみたい!」という気持ちもまた、エゴかもしれない。

 

同じように避妊手術や他の手術でも悩まれるかいぬしさんはたくさんいらっしゃると思います。

 

色々なブログや色々な情報が錯綜しているこのネット社会で、

手術はすべき!すべきではない!リスクが!・・と、さまざまな情報が飛び込み、

きっと不安に思われる方が多いと思います。

 

また、うさぎさんはわんちゃん猫ちゃんよりも麻酔のリスクが高いと言われる分、健康な小さい身体にメスを入れるべきなのか?という悩みは永遠の課題だと感じています。

 

しかし、私はこう思います。

選択に正解はない。

選択はかいぬしさんの意志。

 

決してそこに「かいぬしの責任」とは言いません。

かいぬしさんの意志なんです。

 

選択して万が一悪い結果に終わったとしても、

「自分の意志で選択した。正解じゃなかったとしても、他人の意見ではなく自分で決めたんだ」

という意志がそこにあれば、それで良いと私は思います。

 

決してこっちを選んだ方が正解だったなんていうのは

未来予知の能力がない限りわからないこと。

 

我々かいぬしには、命を預かる責任はもちろんありますが、

選択したことによってかいぬしさんが責任を感じることはない。

いや、言うても感じてしまいますけどね。

 

でも、この選択に絶対な「正解」はないと思っています。

 

だから、全ての選択を受け止め、自分の中で整理していくしかないのですよね。

 

難しいな。

私も今手術してもらっているこの時点でもすごく悩んでいます。

終わったよの連絡をいただいてもなお、悩んでいます。

正しかったのかな、これでよかったのかな。と。

 

でも、そう感じてしまうことは、なるちゃんに対して失礼だよね。

私が決断したことに対してがんばってくれているなるちゃんに

「ごめんね」「悪いことした」なんて思うことの方が、余計に辛いよね。

 

だから、ひたすらできることをやります。

なるちゃんが早く元気になれるように。

 

お金はこのときのために使うのです。

 

また落ち着きましたら、術後ケアも記録に残しますね。

→更新! ③術後ケア当日・1日目

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!