なるちゃんの記録

私とうさぎの暮らし。

うさぎさん、飲水量が減ったとき

みなさんこんにちは!すっかり春になってしまいました!

 

我が家のなるちゃんは年末を無事に乗り切ったと思いきや

2月に体調を崩し、しばらく減退期だったものの、なんとか復活しました。

 

ここで飲水量と鬱滞の関連性への気づき、

また飲水量UPの対策が徐々にわかってきたので記録に残します。

 

 

 

 

■体調には波がある

まず前置きとして我が家のなるちゃんは

小さい頃からお腹が弱い体質と言われており、

胃腸鬱滞をかなりの頻度で繰り返す子でした。→病気編を参照

 

かつては気圧の変化や雨などの天候、

ちょっとした生活リズムや環境の変化・・・など

さまざまな要因を考えて対策していましたがなかなか解決せず。

 

ただ、2年ほど前にこれまでにない体調の崩れ・復活の遅れなどを経験して以降、

なるちゃんの体調には一定のスパンができていることに気づいた。

 

1ヶ月〜数ヶ月の落ち着き期

 ↓

直前まで元気だったのに突然体調崩しDAY

1週間ほど食欲がなくなりセロリしか食べなくなる

※最近は病院で点滴してもらっても効果なく1週間はだいたい食べない期間がある

 ↓

1ヶ月程度爆食い期(飲水量も食欲も倍以上になる)

 ↓

1ヶ月〜数ヶ月の落ち着き期

 

・・というこれをひたすら繰り返しているようだった。

 

爆食い期になると、飲水量がめちゃくちゃ増えるので

とても大きく安定したうんちが出る。

 

落ち着き期になると、飲水量は24時間でだいたい100~110ml程度なのが

爆食い期には130~160mlとかなり変わってくる。

 

これまで私は毎日、その日の外気温・室内温度や湿度・うんちの量・飲水量など

結構細かくメモをとってきた。

 

▼メモ内容はこちらの記事も参照してね。

lapakinalu.hatenablog.com

 

過去を振り返ると、がくっと体調が崩れる前の1ヶ月ほどは必ず

飲水量がギリギリ100いくかいかないか・・・といった

微妙な状態が続く減退期だった。

ただ食欲はあって本人も元気に走るし、セロリは食べるような状態。

 

爆食べ期モードになると、牧草もいつもよりガツガツ食べるので、

途中で足しに入るほどである。

 

なるちゃんは小さい頃からあまり水をがぶ飲みするタイプではない。

 

・・・そこで気づいた。

 

 

■飲水量と胃腸鬱滞の関連性

これ、もしかして原因って

 

飲水量が一定まで減る期間が続く

 ↓

胃の中のものが流れにくくなって急に痛くなる

もしくは 軽い脱水状態による膀胱炎になる(この説濃厚)

 ※しばらく水分がたまるまで復活できない期間ができる

 ※食欲はないけど大好物のセロリだけ食べられる(ここだけ謎だが)

 ↓

水分が補給されて食べてなかった期間の食欲が爆発する

 ↓

しばらくすると落ち着いて以下ループ

 

という、やはり以前に浮上したものよりも軽い膀胱炎状態にストレスを感じて

鬱滞・・の流れで考えると全て合点がいくのだった。

 

なるちゃんはたびたび「慢性の胃拡張」と言われているので、

もともとお腹の弱いところや胃が膨れやすいこと、

またストレスにもとんでもなく弱い性格的なものはもちろん影響していると思う。

 

が、誘発原因は水分・・!

水分不足なのでは?!?!と思ったのでした。

(あくまでかいぬし調べです)

 

さて、じゃあどうするんじゃという話ですが、

うちの頑固なるちゃんは水分を「さぁ遠慮なくとってください」と言って

ガブガブ飲んでくれるタイプではない。

 

ただ、いくつか試してみたことがあり、効果が感じられたものもありました。

これらはおそらくですが他のうさぎさんにも共通すると思うので

ぜひ飲水量が減って困っているかいぬしさんは試してみてください!

 

もちろん効果をお約束するものではないので、

うさぎさんの性格や暮らし方にあわせてあげてくださいね!

 

◇対策①  緊急時用のアクアコール

アクアコールとは、ペット用のポカリ的なもので、

うさぎさんの専門店でも推奨されました。(獣医さんは存在自体知らない方もいました)

全く飲まなくなった時や本当に体調が悪いときのケアにおすすめ。

少し甘くて味が変わるのか、うちの子も喜んで飲んだことがありました。

 

これは

警戒心が強すぎない子や、

かいぬしさんが強制給餌やシリンジでお水を与えられる場合

だと、体調不良時の救世主になるのでは?と思います。

 

ただ、人間でいうポカリなので飲みすぎ注意です!

あくまで緊急時本当に飲まなくて困ってる時や病気のときにおすすめ。

 

ちなみに我が家のなるちゃんの場合、

味が変わると警戒して全く飲まなくなるので難しいところです・・!

 

◇対策② 普段からでも生野菜や生牧草

緊急時以外でも、普段から定期的に生野菜や生牧草に慣らしておくと良さそう。

なるちゃんは生野菜だとセロリしか食いつかないのですが、

なるべくシュウ酸やカルシウムが少なめの生野菜に慣らしておくと

もし鬱滞や病気で何も食べなくなったり飲まなくなっても

水で洗ってびちゃびちゃにした生野菜を食べてもらうだけで救いになります。

 

普段与えるときは生野菜はそれだけで水分がしっかりあるので、

洗ったあとはしっかり拭き取って与えることをおすすめします。

 

また、生牧草も食べられるようにしておくと水分も繊維も取れるので安心!

 

「うちの子は食欲落ちてもこれなら食べる」を見つけておくと良いですね。

 

◇対策③ 給水器を変えてみる

ここからは普段の対策。まずは給水器!

入れ物が飲みにくいと「もういいや」と飲まなくなってしまいます。

 

我が家もずいぶん前に給水器は

ボトルタイプからディッシュタイプに変えているのですが、

やはりディッシュタイプの方がよく飲んで、水漏れもほぼないのでおすすめ。

 

色々なタイプがありますが、大きく分けて3つ。

 

・ケージの外からつけるタイプ

 メリット:ボトルが外からつけられるので入れ替えがしやすい

      ケージが広く使える・イタズラされにくい

 デメリット:ケージの種類によってはお皿の位置が結構高めになる

       ※ケージの種類によっては取り付け器具がつかない

 

・ケージの内側につけるタイプ

 メリット:お皿の高さが自由に調整しやすく、低めの設定ができる

      取り付けできるケージの種類が多め(おそらく)

 デメリット:イタズラする子だと持ち上げてぶん投げられる、若干ケージは狭くなる

       ※ケージの種類によっては取り付け器具がつかない

 

・単なるお皿型のタイプ(ボトルなし)や、ドーム型の起き型

 メリット:洗いやすい、設置が簡単でどのケージでも付けやすい

 デメリット:イタズラする子だとぶん投げられる(置き型は特に怪我のリスク)

 

ちなみに我が家では②を使っています。

その子の性格によってメリットデメリットは他にもあると思いますが、

基本的には本人的に使いやすそうなものにしてあげてください。

 

◇対策④ 給水器の高さを変えてみる

低い位置の方がより自然な姿勢で飲めると言いますが、

うちの子はちょっと首を下げたら飲めるくらいの高さの方が

飲みやすそうなときがあります。

特に避妊手術のあとなどは、少し高めの方が飲みやすそうでした。

 

ただ、気分によって変わるようなので、飲みが悪くなったときは

少し高くしたり少し低くしたり調整してみるといいかも!

 

飲んでいる姿をよく観察して、飲みにくそうかどうか判断してみてくださいね。

 

◇対策⑤ 水の種類を変えてみる

我が家はブリタの浄水ポットで濾過したお水を朝夕替えて入れているのですが、

飲みが悪くなったな?と思ったらだいたいカートリッジ交換のタイミングだったりする。

水の味がわかるのか・・・?!

 

カートリッジを替えたらがぶがぶ飲むこともあるので、

普段水道水あげてるけど何やっても飲まないな〜というときは、

試しに浄水入れてみたり(浄水は腐りやすいのでこまめに替える必要はあるけど)

小動物用に販売されているペットボトルのお水を試すのもいいかも。

 

 

水に直接入れる魔法のスティックもかつては使っていました。

水道水がメインだけど手軽に美味しくしてあげたい!という場合は

入り口としてとても良い商品だと思います!

ボトルによって入る・入らないあると思うので大きさ要チェック。

 

◇対策⑥ 牧草をケージの床に敷いてみる

実はこれ、うちのなるちゃんには大きな効果がありました。

基本的にうさぎさんは乾燥した牧草を食べる→喉が渇くからお水を飲む

という流れなので、とにかく牧草をモリモリ食べればお水は飲む!はず!

 

牧草嫌いだったり、牧草の品質・食べやすさで食いつきが変わってしまうので、

なんだか水飲む量が減ってるな?と思ったら、掃除がたとえどれほど面倒でも、

ケージ全体や半分でもいいので床に牧草を敷き詰めてみると

遊びながら食べたりします。

 

うちの子は2番刈りなど柔らかい牧草しか普段食べないのに、

1番刈りでも床に敷けばほんのちょっとでも食べる!

この気づきは結構大きい変化でした。

 

 

■とにかく牧草を食べること

とまあ対策できることはたくさんあるものの、先にも申し上げた通り、

最終的にはお水を飲むこと=牧草を食べることなので

おいしい牧草をたんまり用意してあげるのが1番です。

 

うさぎさんが掻き出してしまったり、ぽとぽと落としてもったいない!とか

いっぱい置いても捨てる分が多いからもったいない!とか思うことは

きっとあると思うんです。お財布的に。

 

でも、ぜひなくならないように普段からた〜んまり入れてあげてください。

湿気やすい時期にはしっかり除湿機などで対策して、

常においしい状態をキープできるのが理想。

 

ちなみに私は完全在宅勤務の利を生かして、休憩中などの合間で

1日のなかでも定期的に新しい牧草を追加するようにしています。

 

なるちゃんは昼以降ほとんど牧草を食べなくなるのですが、

こまめに追加してあげることで「新鮮な牧草きた!」と

勢いづいて食べることもあり、これが結構飲水量にも影響ありました。

 

皆さんもぜひ、普段から我が子のお水を飲んでいる量やうんちの量、

健康状態をチェックしつつ、1番の状態を保てるように

色々な方法を試してみてくださいね!!

 

うさぎさんは本当に一筋縄ではいかないので大変だと思いますが・・・

 

でも、ほんと毎日うんち出してるだけで天才!最高!!!

トイレに乗る手前でぽろぽろしちゃっても最高に大好き。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!