なるちゃんの記録

私とうさぎの暮らし。

なるちゃんの脂肪腫手術 〜④術後ケア 2日目・3日目〜

前回の記事→③術後ケア 当日と1日目

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今回の手術、避妊手術と比較して回復が早かったのはとても嬉しいのですが、

その分さまざまな問題が出てきましたので、記録に残しておきます😂

 

 

 

◆術後2日目 3月5日

朝。

昨日通院の点滴がよく効いていたのか、うんちもたくさん出ていました!

 

へやんぽタイムはエリザベスカラーのつけ外しストレスを考慮し、

カラーをつけたままでへやんぽしていただきました。

 

この日、少し傷口の上の方1cmほどの皮膚がちょっとめくれているような気がして

瘡蓋の赤みが見えているのがとても気になりました。

 

ただ食欲は戻ったのかペレットも完食して、牧草もそこそこ食べ、

お水もドリンカーの高さを変えたのがよかったのかよく飲めていました!

 

カラーが邪魔でお顔ごしごしできない!とキレ気味でしたが、

カラーの布でごしごしすることを覚えたようです。

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ちょ・・・ちょっと可愛い・・。

 

本人はとても嫌がっていると思うけど・・・

カラーにマフが乗ってるのも

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ちょ・・・だいぶ可愛い・・・。

 

しかしここから新たな問題が発生。

 

◇セルフ抜糸を開始

カラーはこんな風に一部が短くなっているのですが、

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なんとなるちゃん、この短い部分を傷口の上に持ってくれば

ぐいっと顔を伸ばして傷口に届くと気づいてしまったのです。

 

謎の賢さで朝、傷口から糸を引っ張って1本

セルフ抜糸してしまいました!

 

傷口がぱかーっと開くようなことはなかったものの、

皮膚のめくれも心配だったので動物病院へ行くことに。

連日ごめんよ・・・でもなるちゃんが悪い!😂

 

幸い、私が気にしていた皮膚のめくれも再縫合の必要なし。

 

若干傷口が開いているものの、これくらいは可動部に近い箇所の術後ならよくあるので想定内とのこと。

ただ、このまま舐め続けたり気にし続けると開いてしまう可能性もあるらしいので、引き続きカラーを継続することに。

 

この日は痒み止めの軟膏を塗っていただいたのと、

お薬が飲めないなるちゃんのために抗生剤を注射していただき終了。

 

◇カラーの準備不足を反省

この日は特に注意深く観察していましたが、

セルフ抜糸をひたすら繰り返し傷口をいじるようになってしまいました💧

 

見つけるたびに長い部分が傷口の上にくるよう戻すものの、

その行動がさらになるちゃんのイライラを増してしまい繰り返すという悪循環。

 

問題は、カラーの短くなっている部分の

幅がもう数センチ足りなかったということでした。

 

また、カラーに中芯があればもう少しカバーできたかもしれません。

この部分は事前に想定できず準備できなかった私の責任です💧

前回の避妊手術では全く傷口をいじらなかったので、想定できなかった・・。

 

今更買っても抜糸の頃に届くことになるかと思いますが、

今後使う機会があるかもしれないので

中芯(ソフト)の入ったタイプのカラーも購入してみました。

 

plus-kb.com

私がよく拝見している獣医さんのYouTubeチャンネルでご紹介されていたカラーです。

 

◇カラー選びへの気づき

今回の問題を経て、カラーの留め具はマジックテープなどで調整できるタイプの方がいいと思われます!!(うちの子調べ)

 

特に神経質なうちの子は、最初はよくわからず付けさせてくれたものの、

だんだん「これが嫌なものだ」と気づくと

スナップをとめる作業すら嫌がってスムーズに装着できない問題がありました。

マジックテープでサッとつけられる方がお互いにストレスが少ないかもしれません。

 

また、今手元にあるものはスナップが2箇所ついているのですが、

1つ目で留めるとちょっと緩すぎてなるちゃんが自分の口を内側に入れて齧ってしまう、

2つ目で留めるとちょっと窮屈そうで指1本も入らないけどぴったり。

今の所2つ目で留めていますが、ゆとりはもう少しほしいかも!

事前に付けてみて調べておけばよかったー!と思いました😂

 

ちなみにエリザベスカラーは、うさぎさんだと指1本入るくらいのゆとりはあった方がいいそうです。

 

マジックテープの留められる部分が広くなっているような

ゆとりをもったカラーがいいかもしれませんね!

 

いずれにしても事前にベストなカラーを選択することは難しいため、

いくつか選択肢を持っておいた方がいいのも確かですね。

 

あと洗い替えは必須!!

私も2枚いただいて持っていたのでよかったです。

今朝は、夜のうちに盲腸フンを拾おうとしてカラーをドロドロにしていたなるちゃんがそこにいました😂

 

そんなこんなで、

術後2日目はとにかくセルフ抜糸との闘いでした。

 

私はなるちゃんにこの日の夜、言って聞かせました。

 

もうこれ以上やっちゃだめよ。

もうこれ以上やっちゃだめよ。

もうこれ以上やっちゃ・・だめよ・・・。

 

 

◆術後3日目 3月6日

昨日フラグを立てておいた通り、なるちゃんは傷口の半分

4~5本、完全にセルフ抜糸してしまいました。

 

カラーをつけると異様に嫌がるので

動物病院に電話してセルフ抜糸を報告したうえで

「いつからカラーを取ってあげても良いか」と相談したところ

1週間〜10日後の抜糸をするまで装着

という命令がくだりました。

 

なるちゃん、セルフ抜糸なんかするからやで・・・。

 

◇ペレットへの食いつき変化

ちなみに、元気は元気で牧草もよく食べているのですが、

朝のペレットをいつものように数時間で食べ切らず、

昨日も今日も、半日以上かけてペレットを食べていました。

完食はするんですけどね。時間がかかりすぎている気がする。

 

まぁこのあたりは、まとめ食いは肥満のもとになるから、

牧草をしっかり食べてペレットは小分けにして食べるように心がけて

自らダイエットしてるのかなと前向きに捉えることにしました。

 

気にしても仕方ないですからね。完食してるならよし!😂

 

◇毛毟り行為

また、傷口の周りを剃毛していただいているのですが、

剃毛されていない箇所まで自ら毛を毟り始めていました。

 

ストレスかかるよね。カラー初めての経験だもんねぇ。

 

でもかいぬしは、以前になるちゃんが半身ハゲ事件を起こした経験があるので、

もう毛を毟ることに対しては動じない。

毛はすぐ生えるから。

 

すでに剃毛された箇所も少しずつ産毛のようなうっすらとした毛が生え始めているので、

ハゲても1ヶ月あればすぐ生えると知っている。(うちの子調べ)

 

◇カラーのつけ外しによるストレス

へやんぽの時は終始私がついて見ているので、

カラーを外せばゴロンもできて、とっても嬉しそう・・・。

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しかし再度つけようとすると猛烈に嫌がり、

ついには私が近づくだけで逃げるように・・・😭

 

そしてついに恐れていたことが。

14時頃、お水があまり飲めておらず、ペレットも殆ど残していることを確認。

 

傷口は心配なものの、食欲がない方が大問題のため、

賭けですが一度カラーを外して過ごしていただくことに。

 

日曜午後はかかりつけの獣医さんも休診のため相談は月曜日。

さて・・・どうなることやら・・・。

 

術後ケアは避妊手術以上に、まだまだ格闘の日々となりそうです。

⑤4日目・5日目は地獄を見た