なるちゃんの記録

私とうさぎの暮らし。

なるちゃんの鼻炎(スナッフル)

皆さんこんにちは!

 

本日はなるちゃんが年末からかかっていた鼻炎

(うさぎさんの鼻炎を総称してスナッフルというそうですね)

について記録を残しておきたいと思います。

 

まず最初に言っておくと、なるちゃんは元気です。ご安心ください。

愛おしすぎるゴロンねんねを毎日しております。

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さて。

 

単純に「鼻炎」と言っても、うさぎさんの場合呼吸器が小さいことや、

軽症から重篤化までものすごく広い範囲でトラブルが起こりかねないトラブル。

 

なるちゃんはなんとか軽症のままではありますが、

長引いているのできっかけと思われることから症状、

通院による治療までシェアしておきます!

 

 

発症のきっかけ

もしかすると別の要因かもしれませんが、おそらくこれ、

というのが2021年12月28日のことでした。

 

なるちゃんが牧草を食べているとき、突然

くしゅんくしゅん!と数回くしゃみをしたあと、

おててで鼻のあたりをゴシゴシ。

そのあとお水を飲むときも若干むせるような仕草がありました。

 

牧草の粉がついちゃったのかな?と思っていましたが、

おそらくこのとき、牧草の粉が鼻の穴に入ってしまったのではないかと推察。

 

牧草嫌いの我が子が唯一食べるウィートヘイやオーツヘイは特に牧草の粉が激しいので、

毎日かいぬしがくしゃみしながらしっかり粉をはたき落としてあげていたのですが・・・。

十分ではなかったようです。

 

その後、くしゃみがたまに出るようになりましたが、

食欲はあったしそれ以外に問題がなかったので

しっかり状態観察をしながら様子見をしていました。

 

病院へ行く決断に至った症状

気になった症状は「鼻の音」でした。

 

くしゃみが出るようになる前もしばらく、なるちゃんはねんねしているときに

お鼻がぴ・・ぴ・・・と稀に音が鳴ることはあったので、

それは寝息かな〜と思っていたんですが。

 

年末大晦日の日、こんな症状が一気に出てきました。

  • 呼吸するたびに軽く頷くように首から全身がふぅふぅと動いていたこと
  • 鼻がいつもよりカパカパ全力で動いている気がしたこと
  • 呼吸のたびにずっと鼻がピィピィ鳴っていたこと(小さい音ですが、笛みたいな音)

 

明らかに呼吸が苦しそうな気配を感じたので、

晦日に開院していた動物病院へダッシュ

※かかりつけではないものの、初期の頃に通っていたことがある病院でした。

 

肺や心音には問題がなく、歯も綺麗なことや、牧草の粉の経緯からし

鼻炎=スナッフル という診断でした。

 

その時に獣医さんから

「ケースに薬剤を噴霧してその中にうさぎさんに入ってもらうネブライザーもできますよ」

と言われたんですが、私自身ネブライザーをあまり理解しておらず、

ケースの中で薬剤まみれに?!危なくない?!という勝手な印象を持ってしまいw

この時はお断りして抗生物質(飲み薬)だけいただいて帰りました。

 

あとからこれを後悔することになります。

ネブライザー、やっとけばよかった。

詳しくは後述します。

 

抗生物質の与え方と経過

なるちゃんはお薬大嫌い娘。

普段の常用薬プリンペランはゴックゴクシリンジから飲みますが、

普通にシリンジを出しても抗生物質は一滴も飲んでくれず、

保定も私が上手ではないこととなるちゃんが大暴れすることからできず。

なかなか難しかったですが・・・ふとしたときに解決策が見つかりました。

 

ある日、シリンジの口にヘアボールリリーフをほんの少しつけて、

ケージの隙間からシリンジを差し込んで、

「は〜い美味しいジュースですよ〜💓(嘘

と出してみたところ、シリンジ全体が見えなかったのがよかったのか、

騙されて口をつけてくれました!!

 

本人はヘアボールリリーフうめえ、とぺろぺろしてるのですが、

今だ!!とかいぬしはシリンジを少しだけ押して

なるちゃんのお口の中に少しずつ抗生物質を投与することに成功!!

 

この調子ですこーしずつヘアボールリリーフを

つけてはちょっと出し、つけてはちょっと出し作戦で、

本当に飲まないといけない量(1ml)までは飲んでくれないものの、

抗生物質を飲んでもらえました。

 

ヘアボールリリーフはあくまで糖分なので、与えすぎはよくないですが、

ほんの少しずつ、お薬を飲んでくれるなら・・という思いでした。

ありがとうヘアボールリリーフ。

 

これならお互いにストレスも控えめでお薬を飲んでもらえるので、

何か好物を知っておく・作っておく、というのは大事ですね。

 

ちなみに好物のセロリにつけたり挟んだり、あまり体によくないけどバナナで・・という作戦も過去にやってみましたが、

お薬があるだけで絶対に口につけないなるちゃん、さすがです。

 

その後、1週間ほどして食欲がガクッと落ち込んだこともあり、

抗生物質で胃腸が疲れたのかな?と思い、一旦お薬を控えてみたりしつつも、

まだ鼻のカパカパはいつもと違う感じはあるものの

お鼻のピーピー音は少なくなってきたので、1月は様子見をしていました。

 

涙と鼻炎の関係性

そして本日の話です。

 

用事で有給休暇を取っていたので、用事を済ませようとしていたところ、

へやんぽ中、トイレに乗ったなるちゃんのお鼻から突然

ズズッ という音が聞こえて(人間が鼻すするとき、みたいな音)

お腹か何か別の音か?!とも思ったんですが、

よくみると左目に若干涙が滲んでいる気がしました。

 

お鼻と目は繋がってるし、もしかして涙管が詰まったりというトラブル?!

と心配になり、動物病院へ。

 

肺や心音に同じく問題がないことから、やはり鼻炎気味なのかも、という診断。

 

動物病院に到着したときは涙は出ていなかったのですが、

目薬をしていただき、充血もないことから

鼻炎がたまたま目にあがってきた状態、とのことでした。

 

ちなみにこの症状が重篤化すると、お鼻と目の繋がっているところが詰まって

呼吸困難になってしまうということもあるようなので、

鼻の詰まる音や涙は毎日チェックして、

少しでも症状があれば病院へ行った方が安心ですね。

 

私はよく「心配性すぎる」「過保護すぎる」と言われることもありますが、

うさぎさんに関しては心配性くらいがちょうどいいと思われます。

あっという間に重篤化ということもあり得ますからね・・・。

 

ネブライザーの効果

さて、今回はかかりつけの獣医さんでしたが、そこで改めて

ネブライザーやった方がいいよ」というお話をいただきました。

 

実は大晦日のあと、帰宅してからネブライザーを検索して調べていました。

 

するとネブライザー

  • うさぎさんは噴霧された空気を吸うだけでいいので比較的ストレスが軽くて済む
  • 直接薬剤を吸うので効果が出るのが早い

といういいことがいっぱいな治療だったことがわかりました。

 

私の不勉強で大晦日に断ってしまったことを軽く後悔しました・・・w

 

なるちゃんの苦しい状態がすぐにでも解消されるなら!と

今日はネブライザー治療を決意!

 

なるちゃんの神経質な性格も考慮していただき、

キャリーをタオルで包んで、そこに噴霧する方法を取ってくださいました。

 

数分後、タオルを外したキャリーからドライアイスのような薬剤がふわ〜っ。

 

獣医さん「イリュージョンみたいでしょ」

 

その発言が妙にツボった私。

さておき、なるちゃんもびっくりはしていたものの、

レントゲンや点滴よりもはるかにストレスは軽くて済んだようです。

 

ネブライザーの効果は即効性。ただし、2,3日程度もてばいい方。

そのあと再発することもあるので、

一応今回も抗生物質はいただいて帰宅!

 

帰宅後、なるちゃんがいつもよりいっぱい牧草を食べている姿を見て、

もしかして呼吸が楽になったから食べやすいのか?!

とかいぬしは都合よく考えています。

 

今後も状態をしっかり観察しつつ、

鼻炎が解消するようできることをしてあげたいと思います!

 

とにかく重要なのは、毎日観察して、些細な変化も見落とさないことだなぁと感じました。

様子見をどこまでして、どこから病院へ行くのかの判断も難しいですが、

うさぎさんとの暮らしは心配性くらいで丁度いい!(多分)

 

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本日もお読みいただきありがとうございました!