なるちゃんの記録

私とうさぎの暮らし。

過去のなるちゃんの半身ハゲ事件

皆さんこんにちは!

今日は、正直ブログに残そうか残すまいか悩みに悩んだのですが、

かつて忘れもしない2018年8月、お盆の時期に発生した

なるちゃんの毛毟り半身ハゲ事件をここに残します。

 

先に、ふわふわ現在のなるちゃん写真も載せておきますね。

安心してください、結論から先に言っておくと、ちゃんと治りました。

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注意:この先には、若干衝撃的な写真も含みます。

血が〜とか傷が〜とかではないのですが、ちょっと痛々しい姿の画像がありますので(その名の通りほぼ半身ハゲてるうさぎさんの画像)、もし苦手な方はご覧にならないよう、もしくは閲覧時ご注意いただきますようお願いいたします。

注意画像の前にはしっかり注意書きを入れるようにしますのでゆっくりスクロールしてください・・・笑

 

▼目次

 

ハゲ事件の発端

始まりは、2018年8月。

なるちゃんはかねてよりお伝えしている通り、お腹が弱く、

定期的に鬱滞を起こしていました。

2018年の当初、まだ私もなるちゃんの性格や体質を理解しておらず、

痛みを訴えるたびに動物病院へ駆け込んでいたころでした。

 

そしてこの日は、当時よくお世話になっていた某動物病院へ。

そこは、行くたびにレントゲン・血液検査・点滴と有無を言わさず

ありとあらゆるストレス負荷の高い検査や治療をフルコースで行われ、

毎回2万円以上とられる病院でした・・・。

 

また、このときのなるちゃんはいつもより状態が悪いように見えて、

病院から3日連続で通院を言い渡され、3日連続でフルコース治療。

 

私もかいぬしとして通院を断ったりなるちゃんの状態をみて判断することがまだできなかったので、言われるがままに通っていました。

 

3日目の通院が終わった後、悲劇は始まりました。。。

 

毛を毟り始めてしまう

通院が終わった日の夜、なるちゃんの右腕あたりにおハゲができているのを発見。

 

以下、ちょっとおハゲ写真です。まだ控えめですが苦手な方は遠目で見てね。

 

 

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今見ても痛そう・・・;;

 

まだこのとき、避妊手術も完了していなかったので、

当時の私は「もしかして偽妊娠でもしたか?!」と思ってしまいました。

 

ひとまず様子見していいものか、かかった動物病院に電話で相談するも

「偽妊娠かもしれないし、ストレスかもしれない。でも毛が抜けてしまうことに対して治療はできないので様子を見てください」

とのこと。

 

そして様子を見ること2日。

その間もみるみるおハゲは広がっていきました。。。

 

明らかに偽妊娠ではなかった

そして様子見した結果、なるちゃんは2日間、

暇さえあればぶちっ!ぶちっ!と音が聞こえるほど毛を毟っており、

やめて〜って気を紛らわそうとしても毟り始めると自分の気が済むまで

ものの2日でなるちゃんはほぼ半身ハゲ状態になってしまいました。

 

以下、2枚の画像は結構剥き出しのお肌で大変痛々しいので、

苦手な方は注意してください。

 

 

 

 

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本人はめっちゃ寛いでるけどこの痛ましいピンク色のお肌の見え方・・;;

(写真はこれだけにしますのでこれ以降はご安心ください)

 

かいぬしは毎日「このまま治らなかったらどうしよう、このままなるちゃんが毟るのをやめなかったらどうしよう・・・」と、涙が止まりませんでした。

 

動きは元気だし食欲もそれなりに戻っていたんですが、

とにかく毛を毟っていた。

 

一応「偽妊娠」を調べたところ、牧草を口いっぱいに加えて毛と一緒にケージに敷き詰める様子があるという特徴がありましたが、

うちの子は毟った毛を殆ど食べていました。

よって、これは偽妊娠ではない。と確信しました。

 

上の画像よりさらに状態が酷くなってきたころ、

もはやかいぬしは悩みすぎて、複数の動物病院へ写真を持っていって相談し、

当時やってたTwitterでうさぎさんにお詳しそうな方へヘルプを出したり(その方は私の手助けになるように、と拡散をお手伝いし、情報収集をしてくださいました)

とにかく走り回って原因と治療法を探っていました。

 

悩みすぎて、かいぬしも円形脱毛になりました。

おそろいだね★(涙)

※ちなみにかいぬしの円形脱毛は仕事含め人生で2度目だったので全く焦りませんでした。

 

なるちゃんの原因はどこへ行っても「ストレスだろう」「自然にやめて、治るのを待つしかない」と言われてしまい、様子を見ることしかできませんでした。

 

原因を探った結果

最終的には「ストレス」が主だろう、という結論でした。

 

なお、皮膚病も疑いましたが、獣医さんが毟ったあとのピンク色のお肌を見て

「強く毟っているから赤い炎症のようなものはぽつぽつあるが、皮膚病は考えにくい」

とのことでした。

 

また、今かかりつけとなっている動物病院の獣医さんからは後日、

避妊手術の相談時に新たに

「もしかすると点滴の成分か、点滴前のアルコールに反応してアレルギー反応的なものがあった可能性もある。ピリピリしていやで毛を毟っていたのかも」

という可能性もご教示いただきました。

 

 

ちなみにこれは後日談ですが、最近になって過去の通院歴や投薬されたお薬の種類を全部病院へ確認して洗い出したところ、

どうも当時投与されていた点滴と、

最近なるちゃんが鬱滞のたびに投与されている点滴の内容には違いがあり、

やはり一定の薬品に対するアレルギー反応だった可能性も高い、ということがわかりました。

 

何にしても、ストレス解消のためにほりほりしたりがじがじするようなおもちゃを用意しても、声をかけても、気を紛らわそうとしてもフルスルーで毛を毟り続けるなるちゃん。。。

 

あるところでは「毛を毟ったらやめさせたほうがいい」と言われるも、

やめさせようとするとイライラするのか、余計に毟っていました。

 

そしてある日、かいぬしの心理的な転機が訪れました。

 

とことん気が済むまでやらせてみたら?

その当時大変良くしていただいていたうさ友さんに毎日のように相談していましたが、ある日こう言われたのです。

 

「もうさ、なるちゃんがやめさせてイライラするくらいなら、

 本人の気が済むまで毟らせて、ほっといてみたらどうかな?

 

毟るなら、毟らせてしまえホトトギスということですね。

 

私が心配していたのは、毟り始めてから毎日のように数珠繋ぎのうんちが出て、鬱滞にならないだろうか・・・こんなにツルツルになって、もう生えてこないのではないか・・・

と様々な要因でハラハラしてしまって怖くてたまらなかったのですが、

そのうさ友さんが私の写真を持って、ご自身のお世話になられているブリーダーさんに相談してくださったそうです。

 

そして、そのブリーダーさんのご意見はこうでした。

 

・ストレスで毟ってるなら本人がやめるまでほっといた方がいい

・毛がうんちに混じって出ているということは排出できているということだから、何も出てこないよりマシと思っておく方がいい

・ストレスが消えたら自然にやめるし、毛はすぐに生える

 

うさ友さんとしても、「もちろん心配だし、これが全て正しい、と言うわけではないけど」と前置きしたうえで、

 

「なるちゃん鬱滞になったら病院へ行こう、くらいの気持ちで、一度かいぬしさん自身がストレスをなくしてなるちゃんにかかる負担を減らした方がいいかもね。かいぬしさんが不安でいっぱいなのをなるちゃんも感じてるかもしれないから」

 

その言葉を聞いた時、私はハッとさせられて、

そうだよなぁ、もし自分の親が自分がやってることに対していちいちハラハラして不安そうに見てたら、私も不安になるよなぁ。

と、思えたのです。

 

また、毛は必ず生える!

という言葉も、自分の肩の重荷をいくつか減らしてくれました。

 

この日から私は心に決めました。

 

なるちゃんがやりたいようにやらせてみよう。

 

そして光明が見えた日

あの日以降、食欲が落ちたり様子がおかしくないかは注意深く観察しつつも、

なるちゃんの気が済むまでやらせよう〜と気構えていたら、

3-4日で毟り行為は落ち着き、拡大はほぼ半身くらいで済みました。

 

正直全身ツルハゲになるまでやるつもりじゃないかと思ってたので、

今日は毟ってない!と感じた日の嬉しさは尋常じゃなかった。

 

そして拡大が終わってから1週間、なかなか生える様子のないピンク色のお肌を見つめながら、かいぬしはぽつりと呟きました。

 

「このまま生えなかったらもう一度病院行った方がいいのかなぁ」

 

そんな独り言の翌日。

あれ?なるちゃん、毟ったあとのお肌から産毛が・・・・。

 

これ嘘みたいな本当の話なんですけど、この日からなるちゃん、

「毛、生やさなきゃ!」

って思ったのか単なるタイミングなのかわかりませんが、

ものすごいスピードでピンク色のお肌に白くてかわいい毛が生え始めました。

 

どんだけ病院行きたくなかったんやwwww

 

そして生え始めたらとんでもなく早くて、

ものの1週間で産毛がしっかり見え、2週間経つ頃にはピンク色のお肌はほぼ隠れ、しっかり毛が生え揃いました。

 

その後、何事もなかったかのように日常が戻ってきました。。。;;

 

同じことを繰り返さないために

本当に恐ろしい体験をしましたが、私自身、同じことを繰り返さないため、

また、もし同じような体験をした方がいても、「私はこういう対処をしたよ」「絶対生えてくるから安心して!」という情報共有ができればと思って、今回記事を残すことに決めました。

 

後日談も含め、普段からしておくべきだなと感じたのは、

動物病院で投薬内容はその場で聞いておくこと。

 

動物病院って、場所によるのかもしれませんが、少なくとも私がかかっていたところはどこも投薬内容や薬剤内容は教えていただけませんでした。

ただ、こちらが尋ねるともちろん教えてくださいます。

 

今後治療によって何かが起きた!というときのためにも、

何が適していて何が適さなかったのか、

判断する材料を集めておくことは重要だなーと感じました。

 

また、ストレスでうさぎさんが何かをやらかし始めたとき、

かいぬしはとんでもなく不安で、私みたいな心配性だと特に気が気でないと思います。

が、時には放っておく、ということも治療。

 

うさぎさんは、かいぬしの気持ちを我々が思ってる以上に感じ取っています。

エスパー?って思うくらい。

 

不要なストレスはお互いに良くない方向へと事を導きます。

 

どうしても不安なときは、

できるだけ多くの方へ相談することも大切。

それもSNSには頼らないことをおすすめします。

一般の方からだけでは得られないことがあるうえに、

やはりSNSは不特定多数の方が見るので中には、こんなに困っていたとしても

心ない言葉をぶつけられることもあります。

それでストレスを溜めていては本末転倒です。

 

できれば複数の獣医さんや専門家へ相談する、

ということをおすすめします。

 

また、通院を言い渡された場合、ストレスに限りなく弱い性格の子だったら

先生に相談して「本当に必要なのか、様子見か自宅での投薬で何とかならないか」

自ら通院の必要性を問う、かいぬしの力も必要だと感じました。

 

もちろん病状にもよるので必要な通院はあると思います。

ただ、少なからず今回なるちゃんのケースだと、通院は必要なかったと感じています。

 

その動物病院はその後、引っ越しで遠くなったこともあり通わなくなりましたが、後日談によると「必要のない通院を繰り返しさせる傾向がある」ということも多方面から聞きました。

つまり、ものすごく念入りにしてくださる、という反面、ストレスに弱い子には不向きだということでした。

 

最後に、ちゃんと治りました

我が家のなるちゃんは本当に、うさぎさん子育て初心者の私に対して

常にハードモードで過酷な試練をぶつけてくれるのでw

この情報を共有し、また記録に残しておくことで、自戒にもなると思って書きました。

 

今はすっかりふかふかボディです!

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最後までお読みいただき、ありがとうございましたっ!