なるちゃんの記録

私とうさぎの暮らし。

毛球・胃拡張・点滴のループ

皆さんこんにちは!

 

本日は、なるちゃんの繰り返す鬱滞状態はどうやら本人の長年の癖である毛毟り・しつこい毛繕いが要因である可能性が高くなったため、症状や状態を記録しておこうと思います。

 

▼目次

 

1.なるちゃんの毛毟り癖

以前の記事にも書きましたが、なるちゃんは偽妊娠以外で毛を毟る癖があります。

どれだけ騒音や環境ストレスから切り離してあげようと工夫を凝らしても、

暇さえあればかじり木やおもちゃでは遊ばずに毛を毟ってしまいます。

 

最初はぺろぺろかわいい毛繕いなのですが、

徐々にヒートアップして勢いが強くなり、身体からお口を離すと

ムシャムシャムシャムシャ

 

本当にムシャムシャ聞こえるレベルで毛を食べてるんですよね。。。

 

やめさせるとストレスになるし、放っておくと永遠に続けてしまう。

 

そして、昨日はそれをよくやってるなぁ〜やめてほしいな〜と思っていたところでした。

 

2.またもや胃拡張の初期と診断

胃拡張は以前にも夜間診療で「初期状態と思われるが早期発見なので点滴で治癒が見込める」という状態でした。

 

その頃からガクッと体調の悪くなる頻度が高くなっていましたが、

昨日は昼過ぎまで元気いっぱい、食欲もあり、うんちもよく出て

本当に平和だったのです。

 

16時、仕事を終えた私が「へやんぽ時間だよ〜」とケージを開けても

まったく出て来ない。

 

あれ?15時くらいにケージ越しにみた時めっちゃ元気でしたけど・・・?

 

15時半くらいに一度ケージでがたん!と動いた音がしたけど、もしかしてあの時・・・?

 

よく見たらおしりをケージに押し付けてお腹をすのこに押し付けるような姿勢

これ、なるちゃんの痛いポーズの典型なんです。

 

やっぱりお腹痛いさんになっちゃったかー!!!😭

 

そこからなるちゃんの様子確認を開始。

 

3.なるちゃんの表情と状態で通院を判断

最近の私は、これまでの傾向からなるちゃんの目、姿勢などの状態を見て

「その日病院に行かないと回復しないのか」「自宅療養で回復するのか」

がおおよそ判断できるようになってきました。

 

なるちゃんの判断基準はこう。

 

<痛くなる予兆>
  • ほのかに耳裏からすっぱいかおりがする(とてもほのかに)
  • トイレに座ったとき腰回りが若干へこんでる(力みがある)
  • へやんぽいつものタイミングでゴロンしない
  • なでなでするとちょっとお腹に力が入る
  • いつもより毛繕いが強め
 
<痛くなったとき共通>
  • お腹を床に押し付けるような姿勢(背中がカーブ)
  • 足は後ろに伸ばしてしっぽがぴんと上がる
  • 頑なに好物であっても何も口にしなくなる
 
①その日のうちに回復するとき
  • 触られるのを嫌がって逃げる
  • 座っても動かずじっとしてる
  • お耳がひんやりしてもヒーターにあたるとすぐあたたまる
  • おめめは比較的ぱっちりあいてる
 
②その日のうちに回復しない=病院行きのとき
  • 触られても比較的じっとして撫でられている(痛くて動けない可能性)
  • 座ってもすぐ姿勢を変えたり明らかに動きがおかしい
  • お耳がずっとひえひえで温まらない
  • 目をつむってるか細めてる

 

毎日記録をつけてその日に環境や過ごし方で変わったこと

(牧草のロットが変わったとか部屋の模様替えしたとかも全部記録しておく)

様子がおかしくなり始めた時間、

その時の状態や姿勢をメモしておくと統計が取りやすいです。

 

病院に行った時も「いつから何が起こっていたか」を伝えやすいですからね。

 

ちなみに昨日は完全に②の状態で、目を細めてうずくまり、触っても動かなかったため、

即様子見せずに動物病院へ直行しました。

 

おかげさまで点滴後、そんなに即効性ないやろと思うくらい20分ほどで元気になりましたw

 

ちなみに昨日は、かかりつけの病院が休診日だったので、

なるちゃんが小さい頃によくお世話になっていた動物病院へお久しぶりの通院。

 

いつも点滴していただいているお薬の内容や、これまでの既往歴もあわせて伝えて処置。

 

触診でも胃が結構大きく感じられることや体温が36.8になっていたことから、

以前の夜間診療と同じように「胃拡張になりかかっている」とのこと。

 

ただ、過緊張はないから内科的処置で済むうちに、

おそらく毛を毟って毛球がたまっている可能性が高いため、

点滴で毛玉を流してしまった方がいい、という判断でした。

 

そのためにも明日朝(つまり本日)は改めてかかりつけの病院に行ってくださいねーと言われ、キャリーの中ですでに牧草を食べ始めて元気ななるちゃんを翌日も通院させることを決意したのでした。

 

4.今年は換毛がひどかった

動物病院でも

「今年は寒暖差が異様に激しいことから、換毛や毛球系の病気の子が多い」

と聞きました。

 

そういえば、なるちゃんも避妊手術後ホルモンの影響からか、

年中換毛みたいな状態ではあるものの、今年は特に換毛がひどかった気がします。

 

そのため、先日ストレスになるだろうな〜と思いつつも

うさぎの専門店まで行ってしっかりグルーミングをしてもらいました。

 

毛がいっぱい抜けることでなにか痒みやイライラがあるのか、

それともグルーミングが嫌すぎたのか・・・

室温は一定であるものの、寒くなったと思ったら日中はまた暖かくなるという

外気を勝手に感じているのか・・・w

 

具体的な原因は不明であるものの、なるちゃんの毛繕いが強くなりすぎて

毛を毟って食べまくって、定期的に毛球がつまってしまうようになり

7月末以降の胃拡張に繋がった可能性は高いです。

 

とりあえず手持ちのヘアボールリリーフはなるべく毎日あげてくださいね、と言われました。

 

 

 

実はこれまでも、あんまりあげすぎちゃだめかな〜と思いながらも

あまりに毛を食べるので心配すぎて毎日少しずつあげていたのでw

ここは「獣医さんからもOKもらった!」と、安心できました。

 

そして、牧草をたくさん食べてもらわないといけません。

うちの子は食べムラがひどいですが、最近フィーダーだけではなく、

すのこに直置きしておくとちょいちょい食べているので、

牧草をすのこの上にばらまくように置いてあげるようにしています。

 

ロスも多くなるし朝夕のすのこ入れ替え時の掃除が大変になりますがw

 

牧草嫌いさんはぜひお試しください。

牧草、すのこにばら撒いておくと

牧草超嫌いなうちの子でも食べました!

 

 

5.胃拡張に様子見は厳禁

ちなみに本日かかりつけの病院で、悲しいことも耳にしました。

 

ちょうど二日前ほどのことだったそうですが、

私がちょうど昨日かかった動物病院に、

食欲が落ちてしまった状態のうさぎさんを数日様子見をされていたご家族が来られ、

診察したときにはすでに外から見てもわかるくらい胃が腫れており、

完全な胃拡張。外科手術をしないと手遅れになるような状態だったそうです。

 

しかし、その病院ではうさぎさんの手術はしていないため、

私が今日来たかかりつけの病院さんを紹介される流れになったそう。

 

しかし、向かっている車の中で、そのうさぎさんがお亡くなりに・・・

ということがあったそうです。

 

だからこそ、昨日の獣医さんは「胃拡張かもしれない」とわかったとき、

かかりつけのところで、点滴はしばらく通った方がいいかもしれない、

外科治療しないといけない状態では取り返しがつかないかもしれない・・

と深く気遣ってくださいました。

 

うちの子のような状態で繰り返すと、本当に

毛球がつまる→胃拡張なりかけ→点滴で治る

というのを定期的に繰り返してしまうため、

「病院連れていくのもかわいそうだし、今なら家で様子見ても大丈夫かも」

と様子を見てしまう気持ちもとてもわかります。

 

しかし、我が子の状態をよく観察して、回復するのかしないのかの早目の判断、

半日でも様子を見ることはリスクが高まると思って、

動物病院へ行くのを躊躇わないようにしてほしい

と強く感じました。

 

あの時早く行っておけばよかった!という後悔だけはしたくない。

 

なるちゃんの今の状態がすぐに改善しないものだとしたら、

うまく付き合っていくしかないので、私も今後より気をつけていこう!

そう強く感じております。

 

毛毟るのはどうやったらやめてくれるのかわからないけどw

少しでもお腹に入る毛を減らしつつ、ストレスを軽減しつつ、

なるちゃんが楽しく暮らせる時間が長くなるように、

かいぬしは今日も頑張りますね。

 

 

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!