なるちゃんの記録

私とうさぎの暮らし。

なるちゃんの胃拡張

皆さんこんにちは!

なるちゃんの体調で異変があり、初めて夜間診療の動物病院にお世話になったので、その記録をこちらにも残しておきたいと思います。

 

2021/7/30

この日はいつも通り元気でした。

ゴハンも食べて、牧草もしっかり食べて、なんら変わりなく、

セロリも食べて、夕方のへやんぽを楽しんでいました。

 

直前の様子がこちら。めちゃくちゃ元気な顔してます。

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そしてこの10分後、異変が起こりました。

 

17:45

突然いつものトイレにぺたんと座ったかと思いきや、

お腹を伸ばしながらベタ座り状態になり、右側に傾き始めた。

 

あ、いつもお腹痛いさんになったときのポーズだ。

 

なるちゃんは以前に記録したように大変お腹が弱い子ちゃんなので、

定期的に軽い鬱滞を繰り返していました。

lapakinalu.hatenablog.com

 

獣医さんからいただいたプリンペラン(整腸剤)をこの日も先に飲んでいたので、

いつも通りなら1時間〜2時間以内にすぐ元気になる・・・

はずでした。

 

まず、すぐに分かった明らかにいつもと違う異変。

なるちゃんがそのままトイレの上で右側に傾いて、

トイレの上からごろんと転がり落ちたのです。

 

かいぬしびっくりしすぎて悲鳴出た。

人間って本当に焦った時って言葉にならん声出るんやな・・。

 

大した高さではないし怪我はしてはいなかったのですが、

傾いて転がる・・・もしかして?!

と、すぐに目を確認、動きを確認。

 

斜頸やエンセを疑いましたが、転がってすぐ眼振もなく、

それ以降もまっすぐ歩いていたので、今のところその可能性は低い様子。

 

ただ、単純にお腹が痛すぎて転がり落ちたようですが、

今までの鬱滞で最終的に動物病院へ行くときでも、

なるちゃんがトイレから回転して落ちるなんてことはなかったので

明らかに「いつもと違う」ということだけはわかりました。

 

その後も、いつもの鬱滞なら足を伸ばしたり起きたり座ったりしているのですが、

じっとうずくまっていたり、少し触るだけで嫌がったりと、

なんだかいつもと違う・・・という状態でした。

 

かかりつけの動物病院さんからは、

なるちゃんは動物病院のストレスの方が大きいから、

プリンペランを飲めてたら一旦温めながら2時間くらいは様子見て、

それでもダメだったら点滴をするので連れてくるように、

と言われていたので、どうするべきかかなり悩みました。

 

しかし、すでにその時点でかかりつけの動物病院に到着するころには

終了時間(20時)になってしまうので、診てもらうことは難しい。

 

どうする。夜いっぱい様子見てから朝イチでかかりつけのところへ行くか。

なるちゃんが初めて、うさぎさん診察をあまりされていないところでも、

とりあえず行ってみるか・・。

 

とりあえずすぐにネットで別の動物病院でもう少し遅くまでやっているところはないか!

と探したものの、20時〜営業されているもう1軒の動物病院は

「うさぎさんを診察できる獣医が今日はいない」と言われてしまい、無念・・。

 

しかしその病院から、京都南区に夜間診療の病院があり、

21時半から受付なので少し時間があいてしまうが、

うさぎさんを診られる先生がいるはず、と教えていただきました。

 

京都夜間動物救急センター

調べてみると上鳥羽だったので、うちからは30分ちょっと車でかかるけど・・・

でももう行くしかない!!!!!!!!!!!!

 

なるちゃんはその間もずっとお腹痛そうにうずくまって、お耳もひんやり。

常備していた太陽(火を使わないお灸)を背中に置いて温めつつ、

私もうさぎさんのホリスティックケアという本から調べた

ありとあらゆるマッサージ・ツボ押しをし続けました。(おかげさまで腰が死にました)

 

そして電話が繋がったときに状態をお話ししたら大変丁寧に対応してもらえました。

 

何が親切って、事前にお電話で夜間診療の診察料金をご説明いただけました。

夜間なので診察で8000円、検査でプラスかかりますが・・と言われましたが、

なるちゃんの痛みや命に関わる問題を、値段で躊躇うことはありえない!

秒で「すぐ行きます!!!」とお電話を切り、

嫌がるなるちゃんをキャリーに入れて、車で急いで向かいました。

 

ちなみに

キャリーに入れるときだけ信じられない速度で走り回って逃げてました。

 

到着すると、比較的空いているタイミングだったようですぐに診てもらえ、

しかも院長先生でした。

女性の優しい先生で、大変親身に細かく状況をヒアリングしてくださって、

検査の内容ややるべきこと、検査の結果や体温・状態をわかりやすく説明いただけ、

本当に良い先生に診てもらうことができたと感動しました・・。

 

体温が36.6まで下がっていて、循環が悪くなっていること。

いや体温、私平熱36.8-37あるのに、私より低いやん・・・;;

 

触診でもお腹が張っている。

まぁ、今まで動物病院で張ってないって言われたことないけどさ・・。

 

レントゲンでは胃の中にほのかに浮遊している固形がある、

浮遊しているということは液体がたまっている、

みるところガスがたまっているわけではないが、

鬱滞から悪化して胃がやや拡張しかけている、胃拡張の初期状態・・と言われました。

このままほっといたら胃拡張になって他の臓器が圧迫される。

 

・・・夜、諦めて様子見たりしなくて本当によかった・・・。

 

そして点滴を打っていただき、その日のカルテをまとめて最後にもらい、

あとは元気になるよう願うばかり、というところで応急処置を受けました。

 

なるちゃんが救えるなら24,000円なんて安いもんじゃ!!

 

・・・家に着いたら0時でした。

普段超早寝早起きの私、久しぶりに日付が変わる時間に起きてる・・・

しかし帰って一息ついても心配すぎて目ギンギン。

 

とりあえずなるちゃんはお疲れだったので、その日はあまり構いすぎず、

いつも通りの状態にして、私も布団に入りましたが、わずか2時間で目覚めました。

 

2021/7/31

心配の極みすぎて仕事は休みました。

 

夜はなるちゃんの生活リズムを崩してしまったけど、

いつも通りの時間で朝のへやんぽを開始。

 

痛いポーズは解消されていて、牧草も食べ始めたので点滴が効いた様子。

うんちも点滴の効果なのか、痛いさんになる前より大きいのが出てました。

 

完全復活とまではいかないものの、撫でて〜って手元に頭を突っ込んできて涙でた。

 

とりあえずゆっくりさせてあげた方が良さそうだったので、

その日は私単独でかかりつけの動物病院へ行き、

夜間の診察内容となるカルテを渡して状態を説明し、

今後の方針と、おうちですべきこと、あと今のゴハンやサプリを見てもらって

量や内容に問題がないか見てもらいました。

 

ゴハンやサプリは今のところ「完璧!」と太鼓判もらったので今のままいく!

通院はかえってなるちゃんの負担になるので、

次に痛がったときは即病院へ行くということで終了しました。

 

この日は夕方に一瞬お腹痛いポーズされて焦りましたが、

すぐに元気になったのでマッサージで温めながら、よくなるように願いました。

 

2021/8/1

この日の日中〜夕方はやや飲水量が落ちていたこと、

うんちが点滴翌日よりもぐっと小さくなったので、

少し危ないかな・・と思いましたが、特にそれ以上の異変はなく、なんとか乗り越えました。

 

2021/8/2

そして今日、なるちゃん約3日ぶりにゴロン・・・!

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元気もだいぶ出てきて、回復を感じられます。

 

うんちはまだちょっといびつなのが多いので、油断はできませんが・・

やっぱり、普段からしっかり見て、記録つけて異変を感じとることの重要性を感じました。

 

なるちゃんのお腹痛くなるタイミングの統計を取りたくて、

毎日小さな変化や気温・天気・気圧の変化、

なるちゃんの様子・ゴハンの量・うんちやおしっこの状態・飲水量を記録しているのですが、

夜間診療の病院へ行ったときにも、その記録メモがあったからこそ、

既往歴やなるちゃんの直近の状態まで非常にスムーズに伝えることができました。

 

兎にも角にも、回復傾向で本当によかった。

 

健康に生きられるようになんとか原因を探って、改善して、

快適に過ごさせてあげたい。

 

そう思うばかりです。

 

今回の学び。

うさぎさんは急変する。

急変時、明らかにいつもと違う要素がひとつでもあれば、様子は見たらあかん。

 

なるちゃんは成長過程がいつでもハードモードですが、

私はこの小さな命を守れるならなんだってする。

お金を出してやれることをやる、ということしかできない不甲斐なさはあるけど、

少しでも元気に過ごしてもらえるように考えていきたいですね。

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました!