なるちゃんの記録

私とうさぎの暮らし。

なるちゃんの繰り返す鬱滞、原因を探る

皆さんこんにちは!

不定期更新ではありますが、今日はタイトル通り、なるちゃんの繰り返す鬱滞について

獣医さんで原因不明なら、かいぬしが原因を探せばいいじゃない!!!!

ということで、原因究明に取り掛かり始めました。

 

▼目次

 

 

1.はじまり

これまでなるちゃんのお腹事情として小さい頃から軽い鬱滞(時に重い)を繰り返していることはお伝えしてきました・・・。

 

そして、獣医さんからも「性格の問題」「生まれついての体質」「寒さや気圧に圧倒的に弱い」ということは言われたものの、基本的に原因不明で「痛くなったら対処する」しかないと言われてきました。

 

しかし!!!

今月8月も合計2回、しかもいつもの軽い鬱滞なら1時間程度ですぐ回復するところ、

いずれも回復しなかったこともあり、なんとかしてあげたい。

なんとか原因を突き止めて、できることをしてあげたい。

という気持ちが今まで以上に強くなりました。

 

私はこういうときにまず何から始めるべきか知っている。

そう。

 

統計だ!!!!!!!!

 

 

2.なるちゃんの月別鬱滞データを集計

事を深掘りする際に必要なのはまず統計データ。

 

私はなるちゃんをお迎えした2017年10月27日以降、2018年からなるちゃんの毎日の食事量やうんち量、その日の変化や気温気候気圧など、できる限り記録をつけている。

 

ただ、2018年1年間の記録はとあるアプリでつけていたのですが、

そのアプリが2019年頃に突然ダウンし、全データが吹っ飛ぶという

悲しい惨事があったため、2019年からはノートでアナログメモにしています。

 

そのため、2018年のデータが丸っぽ手元にありませんでした・・。

 

そこで私は

データがないなら直接聞けばいいじゃない!!!

ということで、当時かかっていた動物病院へ事前に許可を取り訪問のうえ、

通院歴とついでに投薬治療の内容・薬品名までを全て洗い出してきました。

 

当時の私はまだなるちゃんの病気に慣れず毎度動物病院へ連れていってたので、

履歴は全て動物病院に残っていました。

 

そして出したデータがまずこちら。

 

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3.これまで分かっていた鬱滞傾向

まず、データを出す前の私と獣医さん間での認識は

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・寒さに弱い

=冬は鬱滞率が上がる

これに対しては冬は暖房24時間で室温が20度以下にならないよう調整、

さらに2020年から加湿器も導入して様子見中。

 

・低気圧に弱い

=気圧が下がり始める時、また急上昇する時に鬱滞率が上がる

これに対してはかいぬしも低気圧に弱いので、そういう時は早めに

なるちゃんのマッサージしたり血行を良くするように徹底。

 

・雨に弱い

=湿度なのか雨という天候そのものなのか、雨の日は鬱滞率が上がる

除湿機で常に室内は調整。でも雨の日は結構お腹痛くなっちゃう。

 

・外気の寒暖差に弱い

=1日の外気温差が10度以上開く時は危険

室内温度はどれほど一定に保っても、外気をなぜか感じておりこれだけ対処法なし。

 

・ブラッシングのしすぎ

=なぜかブラッシングを念入りにやると鬱滞率が上がる

ブラッシングは適度に。本人が嫌がる時は手でわしゃーっとする程度にとどめる。

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・・・という傾向を、日々の記録と鬱滞になった日・前後の記録から確認していました。

 

ただ、梅雨入り・明けや台風の記録を掘り起こしてみると、

案外「既存の理由だけじゃないかも」ということがわかってきました。

 

 

4.統計から見えてきた新たな傾向

今回の統計から、新たな鬱滞傾向が見えました。

それは「換毛」と「四季」

そして「避妊手術後の鬱滞率増加」

 

全体として春・夏・秋・冬と見事にグラフがカクカクしており、

外気温差の変動が激しい時はやはり鬱滞率が上がり、

そして何より「大きな換毛」のタイミングで見事に一致している。

 

また、なるちゃんは2019年4月に避妊手術をしました。

統計を見ての通り、2019年4月以降しばらくは鬱滞が0だったものの、

その後の鬱滞回数が激増しています。年々・・。

 

そして私は以前に避妊手術後の変化として「年中ダラダラ換毛になった」

ということを記録しました。

 

 

そして、もとよりなるちゃんは神経質で2018年に一度半身丸ハゲになるまで毛を毟り倒す事件を起こしてかいぬしを卒倒させましたが、とにかく「毛繕い」が激しい。

自分で毛繕いぺろぺろ・・と見せかけて、

途中から毛を毟って食べ始めることがたびたびあります。

 

やめさせると余計にやる、ということが2018年の事件で発覚したので、

基本的には気にしすぎず日々のケアをするように心がけているのですが・・・。

 

はい。もうお分かりですよね・・・。

 

避妊手術後、ホルモンバランスによってダラダラ換毛タイミングが増えたことで、

ただでさえ神経質な性格のなるちゃんが毛繕いをする時に入る毛量が増えてしまい、

うんちで出しきれない毛たちが鬱滞を起こしているのでは・・・?!

 

という結論が今のところ最有力です。 

 

 

5.かいぬしにできる事

前述の術後の変化記事にも買いたように、

なるちゃんは避妊手術後のブラッシングが大嫌いになってしまい、

また念入りなブラッシングをするとストレスで鬱滞を起こしてしまうので、

残念ながらおうちでできるケアは限られています。

 

また、これまでうさぎの専門店で爪切りとグルーミングを2ヶ月に1度

お願いしていましたが、専門店の方の割とアグレッシブ(手荒)な扱いが

どうもなるちゃんに合わないらしく、ストレス→鬱滞に繋がっていたので

最近はグルーミングはしていただけないものの、爪切りケアを動物病院へ変えました。

 

そういう「できないこと」が重なってしまい、

年々なるちゃんの鬱滞が増えているのかもしれないと思うと、

かいぬしの不甲斐なさがたまらなく押し寄せてきます。

 

でも、これだけは言っておきたい!!

たとえ避妊手術がきっかけになったとしても、

私は避妊手術を決断したことに後悔はありません。

 

うさ飼いさんたちの間では避妊手術や去勢手術は賛否両論ありますが、

万が一子宮疾患で失って「あの時決断しておけば」と思うことは避けたかった。

 

ダラダラ換毛だって、ケアの方法だって、考えれば何か他に対策があるかもしれない。

だから、避妊手術を否定しているわけでは決してないのです!!

 

うちの子がたまたま毛繕い激しすぎて、めっちゃ神経質な性格で、

悪い原因が重なっただけのことですw

 

兎にも角にも!

 

原因が「毛」かもしれないということはわかったので、

・ブラシがいやなら手で毎日でも毛を払うようにケアし、

・マッサージで胃腸をよく動かし、

・獣医さんからいただいているプリンペラン(整腸剤)もかかさず飲み、

とにかくお腹をいっぱい動かしてあげよう!と心に決めました。

 

そしてできる限りケージの外からも声かけをしたりして、

なるちゃんが毛繕いするタイミングを減らすこと。

牧草をたんまり食べられる工夫をすること。

 

なるちゃんは牧草嫌いでもあるので難しいことが山積みですが、

悪化するようならうさぎ専門店のグルーミングを再開するなど、

もうちょっと「できること」を考えてみようと思います。

 

 

6.同じ思いをされているかいぬし様へ

私がこのブログを始めた一番の思いが、

「同じような境遇にいるかいぬし様と情報共有ができること」

「発信することで少しでも誰かの役に立つこと」

です。

 

もし、同じような状態のうさちゃんと暮らしているかいぬし様がいらしたら、

「気にしすぎてずっと不安になってしまう」ことから離れられるようにしてください。

ま、それが一番難しいのですがw

 

私自身、不安でたまらなくてずっとなるちゃんの鬱滞に対する「不安」ばかりで

なるちゃんと暮らす「楽しさ」を味わう事を忘れていた時期がありました。

 

ある時から「私にできること」を考え始めて模索しながら暮らすうちに、

不安だけでなく、なるちゃんとの日々を存分に楽しめるようになってきて、

その気持ちが伝わったのか、なるちゃんの動きや暮らし方も変わってきました。

 

かいぬし様の気持ちとうさぎさんの気持ちは、シンクロしていると感じます。

 

なので、同じ悩みを抱えてどうしてもお辛いときは、

コメントなどでぜひ情報共有したり、思いの丈を吐き出して、

うさぎさんとの楽しい暮らしをともに味わいましょう。

 

うさぎさんは奥が深すぎるので難しいですが、

その分幸せがいっぱいつまっています。

そういうのを共有していきましょ。

 

もちろん、うちは病気無縁だけど、とにかくうさぎさん可愛いよねって人のコメントも歓迎しておりますw

 

そして、私自身も、今後なるちゃんをこの鬱滞ループから救えるように

ずっとずっとずっと頑張り続けます。

 

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守りたい、この寝顔。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございましたっ!