なるちゃんの記録

私とうさぎの暮らし。

うさぎの避妊手術 〜②当日までと手術日〜

さて、前回は 手術を決断するまでのお話 でした。

 

実はこの決断後、1度延期もありました。

 

当初は、2019年3月21日実行!とちょうど1ヶ月前に決定していました。

しかしながら、決断の電話を動物病院へかけたあとから、

なるちゃんは軟便が続いてしまい、一旦延期となりました。

 

今思えば、電話の内容を聞いていて

「手術しようとしてるから下痢になったろ」

とでも思ってたのではないかというレベルでした・・。笑

 

その後もしばらく軟便が続いていたのですが、

獣医さんからは「なるちゃんは確実にストレスで軟便をしてるから、

発情などのストレスで軟便になってることも考えて

避妊手術をしてしまった方がいいかもしれんなぁ・・・」と。

 

なるほど。それは頭になかったな。

発情・・春だもんね。相手いないのに

 

そして、しばらくして、4月6日になったとき。

軟便が少し落ち着いた。

 

ここから手術が1ヶ月先・・と時間があくと、私も不安が募るし、

思い切って明後日の「4月8日」にしよう!と獣医さんと相談して決断。

 

あああああああ明後日!!!!!

 

思い切ったものの当日まで不安でたまらず。

でもその不安をなるちゃんに悟られないよう、普段通りに接しました。

 

何も知らずにゴロンゴロンして遊んでるなるちゃんを見ると

心苦しい気持ちになったりもしたけど・・・

f:id:hachiboc:20190416105349j:plainめっちゃくつろぐやん

 

でも、これはなるちゃんに悪いことをするわけじゃない

 

避妊手術においては、

なぜ自然に逆らうの? かわいそう! そのままにしてあげたらいいのに!

というご意見も出てしまうところではあるけど・・

なるちゃんの親である私自身が一生懸命悩んで、

繁殖しないという自然のままではない環境の中で発情にイライラしたり、

偽妊娠を起こさせず、子宮疾患で苦しめないために「やるんだ」と決断したこと。

 

決して悪いことをするわけではないんだ!

と、自分に言い聞かせていました。

 

どの意見も間違いじゃない。

でもなるちゃんのことは私が一番よく知っているはずなんだから、

決断は「私」が下さなければならないのよ。

 

なるちゃんもそれを察知してくれたのか、とてもお利口にしていてくれました。

 

そして、「明後日」はすぐやってきました。

 

当日もいつも通りゴハンを食べ、しっかりした体調、うんちも健康的。

万全の状態でした。

 

キャリーに入れたらいつも通り絶望の表情を浮かべておりましたが。笑

 

12時に動物病院へ。

そのときに、術後のお水(サプリ入り)とか、

普段はあまりあげないオーツヘイなどの大好きな牧草とか、

色々準備していたのをお渡ししておきました。多分食べないと思うけど。

 

そして、少しでも気持ちが落ち着いたらいいなと思ってキャリーには

いつも使っている毛布を入れておきました。

 

17時にお迎えにきてあげてくださいと言われて、

私はソワソワして家に戻ることもできず、

近くの駐車場に車を停めてずーーーーーーっと待っていました。笑

万が一何かあったらすぐ駆けつけられるように、という気持ちも少しありました。

 

そして連絡がないのは良い便りなんだと信じて、

手術終わったかな?目覚めたかな?痛い思いしてないかな?とソワソワ・・

17時よりも早めに動物病院の駐車場についてしまい、

スタッフさんのご好意で待合室で待たせていただくことに。

 

 

「無事終わり、目も覚めていますよ。」

 

 

その言葉だけで泣きそうになりました。

そして、先生が来られて術後のなるちゃんと対面して

f:id:hachiboc:20190416111320j:plain

 

 (´;ω;`) ブワワワワ

 

まさかの号泣。笑

 

先生も「術前から飼い主さんが手術する顔してたもんなぁ〜安心したよね」

わかってくれますか。そうなんです、そうなんですよ。

 

なるちゃんはすっかり疲れきって。そりゃそうだよね。

よくがんばったね、えらいね。

 

腹巻きは、先生が考案してくれたもの。

せめて3日間は傷口を毟ったりしないように、と巻いてくれました。

あまりにもこれがストレスになるようだったら、3日待たずとってもよいと。

 

このとき先生は

「このテープはすぐ剥がれるようにできているので、とるときは、

 はさみを入れて、ぱかっと。毛にもくっつかずすぐ剥がれますよ

と言いました。

 

これ、後々大事なことなのでもう一度言いますね。

 

毛にもくっつかずすぐ剥がれますよ

 

覚えた?

はい。話を戻しますね。

 

 

顔周りは、術中瞬きができないことから、目の周りに軟膏を塗っていたため、

その痕のおかげで目の周りの毛もボサボサで、疲弊感を際立たせていました。

 

麻酔もまだ効いているからぼーっとした様子。

 

私がほかの方のブログなどで見ていた情報では、夜のうちに麻酔がきれ、

翌日頃から少しずつ回復していく子が多かったようです。

 

なので、とにかく今日は気をつけてみてあげて、

術後の食欲回復は本人にゆっくり任せてあげようと思っていました。

 

ただ、うさぎさんは24時間食べないと死につながるうえ、

水をとれないとさらに体調が転落していくと聞いていたので、

微量でも食べられるのかどうかをしっかり看なければ!と。

 

帰宅後もうずくまって一切動かず、心配で何度もケージをのぞいてしまう私と、

なるちゃんの闘いが始まりました。

 

次回、術後ケア悪戦苦闘編です。笑 →③へ

 

 

※ちなみに今は抜糸も終わってとーーーっても元気なので、

 そんな怖い話じゃないですからね!!w